キャンプギア

【レビュー】小さな炎を愛でるUCO「キャンドルランタン」という選択肢

UCO キャンドルランタン
  • 夏キャンプで夜まで暑い時
  • バックパックキャンプで荷物に余裕がない時

こんな時は焚火台を持っていきません。

暑いなか焚火するのは地獄だし、バックパックに入らない場合はしょうがないですよね。

それでも“生の炎”は楽しみたい。

そんなマガママを叶えてくれるのがUCO「キャンドルランタン」です。

UCO キャンドルランタン

火が小さくて暑くないし、バックパックでも持って行けるサイズ感が最高。

置いてあるだけでキャンプサイトに温かみが生まれ、なんだかホッとする雰囲気が広がります。

この記事では、そんな焚火代わりになりえるUCO「キャンドルランタン」を詳しくレビューしていきます。

UCO「キャンドルランタン」のスペック

UCO キャンドルランタン
サイズ(使用時) 高さ16.5×径5cm
サイズ(収納時) 高さ10.6×径5cm
重さ 約250g
素材 ブラス、ガラス
燃焼時間 9時間

アメリカのワシントン州で1973年に生まれたIndustrial Revolution社。その名のとおり世界中のアウトドアシーンで数々の革命をもたらしてきました。同社を代表するブランドが、「灯り」をキーワードにしたUCO(ユーコ)です。株式会社モチヅキHPより引用

「灯り」をキーワードに、というのがまさにUCO「キャンドルランタン」のイメージにピッタリ。

素材はブラス(真鍮)、ホヤはガラスなので重さはそれなりにありますが、その質感がもたらす雰囲気は抜群。持っていて満足感が得られます。

燃料はキャンドルを使うので燃焼時間が9時間あり、雰囲気を楽しむには十分な時間が確保できます。

UCO「キャンドルランタン」の外観・使い方

UCO キャンドルランタン

手に持つとこんな感じのサイズ。手のひらサイズなので収納に困らないし、ガラスの露出もなく割れる心配が少ないです。

UCO キャンドルランタン

使う時は上の部分をスライドしてガラスのホヤを出します。特にロック機構はないので引っ張るだけでOK。

UCO キャンドルランタン

キャンドルに火を付ける時、またはキャンドルをセットする時は底蓋を外して内部ケースを出します。

UCO キャンドルランタン

内部ケースの見た目はこんな感じ。

UCO キャンドルランタン

内部ケースを分解すると、左から底蓋、キャンドル、スリーブの3つに分かれます。

UCO キャンドルランタン

底蓋から生えてるバネには燃えて短くなったキャンドルを上に押し出すという役割があり、最後までしっかり使いきれます。

また内部ケース側面にスリットがあり、どれくらいキャンドルを消費しているかわかるようなギミックも。

なかなか良く考えられた造りをしています。

UCO キャンドルランタン

設置方法はテーブルに立てて使うのはもちろん、取っ手・フックが付いているので吊るして使うこともできます。

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UCO「キャンドルランタン」のおすすめポイント

ここからはUCO「キャンドルランタン」のおすすめポイントを紹介していきます。

ポイントは全部で7つ。

  • ゆらめく小さな炎に癒される
  • 夏でも“生の炎”を楽しめる
  • 小さく気軽に持って行ける
  • 風に強く長く楽しめる
  • キャンドルの種類が3つから選べる
  • リフレクターでさらに雰囲気アップ!
  • 7種類のカラーからサイト合ったものを選べる

それぞれ順番に紹介していきます。

ゆらめく小さな炎に癒される

UCO キャンドルランタン

これが1番のおすすめポイント。

UCO「キャンドルランタン」の炎は小さなものですが、“生の炎”がもたらす安心感みたいなのを感じることができ、めちゃめちゃ癒されます。

例えば、誕生日に部屋を暗くして見るケーキのロウソクみたいな感じ。あの瞬間ってなんか鳥肌が立つような温かい気持ちになりますよね。伝わるかな?

照らすための“明かり”ではなく、雰囲気のための“灯り”。

必須かと言われればそんなことはないけど、自分のキャンプを彩ってくれるギアというのは大切だと思います。

夏でも“生の炎”を楽しめる

UCO キャンドルランタン

近くに置いてあっても全然暑くありません。

熱源というにはあまりに非力。だからこそ夏でも使えます。

それっぽい雰囲気を味わう選択肢として「ゆらめき機能付きLEDランタン」なんてのもありますが、本物の炎に勝てる雰囲気はありません。

焚火をしない暑い夏でも“生の炎”を楽しめる。

これがUCO「キャンドルランタン」の素晴らしいポイントです。

小さく気軽に持って行ける

UCO キャンドルランタン

収納サイズが小さいので、荷物に余裕のあるオートキャンプなら道具箱へ突っ込んでおけばOK。

荷物に制限のあるバックパックキャンプでも、手のひらサイズのUCO「キャンドルランタン」なら持って行けます。

燃料がオイルではなくキャンドルなので液漏れの心配がないという点も、運搬のしやすさに一役買っています。

パル
パル
運搬のしやすさは使用頻度に直結する重要なポイントです

風に強く長く楽しめる

UCO キャンドルランタン

「キャンドルなんて風ですぐ消えるんじゃないの?」

って心配になるかもしれませんがガラスのホヤに囲われていて全然消えません。

少しゆらめく程度はしても、それはむしろ雰囲気が出ていい感じ。

そしてキャンドルの燃焼時間は9時間あるので、雰囲気を楽しむには十分な時間が確保できます。

キャンドルの種類が3つから選べる

UCO キャンドルランタン

UCO「キャンドルランタン」で使えるキャンドルは全部で3種類。

  • スペアキャンドル
  • シトロネラスペアキャンドル
  • ビーズワックススペアキャンドル

この3つがあります。

スペアキャンドルは普通の白いキャンドル。

シトロネラスペアキャンドルは青色で柑橘系の香りがしてアロマ効果&虫よけ効果あり。

ビーズワックススペアキャンドルは蜜蜂の巣から採取した蜜蝋で作られていて100%天然素材。アロマ効果が期待できます。

わたしの場合UCO「キャンドルランタン」を使うのは基本的に夏なので、アロマ効果&虫よけ効果のある「シトロネラスペアキャンドル」を愛用していてオススメです。

リフレクターでさらに雰囲気アップ!

UCO キャンドルランタン

アクセサリーとしてステンレス製のリフレクターが販売されています。

リフレクターが付くとレトロ感が増し、かなり雰囲気上がりますよね。

わたしはこの見た目が大好きです。

またリフレクターを付けて高い位置に配置すると、明かりとしての役割も少しだけ果たせるようになります。

わたしは使っていませんが側面に付けるタイプのリフレクターも販売しています。

明かりに指向性を付けたい人にはいいかもしれません。

7種類のカラーからサイトに合ったものを選べる

写真の6色+ブラックで合計7種類あります。

これだけカラーリングがあれば自分のキャンプサイトに合ったものを買えるのでいいですよね。

注意点として、ブラス以外のカラーはアルミ製になります。

既にブラスを所有しているわたしですが、ブラックが思いの他かっこよくて買おうか迷っています。

UCO「キャンドルランタン」の欠点・注意点

ここからはUCO「キャンドルランタン」の欠点・注意点を紹介していきます。

ポイントは全部で3つ。

  • あくまで雰囲気の灯りである
  • ガラスなので割れる可能性はある
  • 定期的な手入れが必要

それぞれ順番に紹介していきます。

あくまで雰囲気の灯りである

UCO キャンドルランタン

どうも、わたしです。必死に格好よくしてますがアニメ見てます。

まずLEDランタンを使ってるサイトはこんな感じ。

UCO キャンドルランタン

そしてUCO「キャンドルランタン」だけ灯したサイトがこんな感じ。

快適に過ごせる明るさはありません。

これ1つでキャンプをしようとかは考えないでください。あくまで雰囲気づくり用だと割り切りましょう。

ガラスなので割れる可能性がある

UCO キャンドルランタン

わたしは経験ないしそれなりに頑丈だと思ってますが、ネットを探すとガラスのホヤが割れてる人がちらほら。

特にバックパックをドサッと放る癖がある人は気を付けてください。

心配な人は専用のネオプレーンケースが用意されているので、合わせて購入すると安心できます。

定期的な手入れが必要

UCO キャンドルランタン

キャンドルを燃料としているので溶けて付着します。

熱湯をかけたり、温めた布で拭いたり、清掃方法は比較的簡単。しかし定期的に行うのが面倒な人には向いていません。

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【まとめ】UCO「キャンドルランタン」

UCO キャンドルランタン
  • 夏は暑いから焚火を諦めている
  • バックパックキャンプで焚火台を諦めている

それでも“生の炎”を楽しみたい…!!!

こんな人はUCO「キャンドルランタン」を試してみてください。なかなか愛着が沸くギアなので使い込んでいきたくなりますよ。

また虫よけ効果のあるキャンドルも選べるので、そういった方向性でも導入を検討する価値があると思います。

ではまた。

ABOUT ME
パル
ソロキャンプ歴5年/27歳/しし座。キャンプをメインとしたアウトドアが大好き。登山、旅行、バイク、釣りも好き。アウトドアの良さを伝えるため情報を発信中。お仕事のご依頼はお問い合わせ、TwitterのDMからお願いします。
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