どうも、パル(@CampQuestion0)です。
今回は私がソロキャンプで使ってるクーラーボックス、CHUMS(チャムス)『スチールクーラー12L』をご紹介したいと思います。
1.購入の経緯
チャムスのクーラーボックスは54Lの物を所有していて以前ご紹介しました。
まぁソロにはデカいわけですよ。
なんてったって54L、デカすぎて使いずらいです。
保冷力向上の為にも適切なサイズのクーラーボックスを使う事は大切!
という事で同じくチャムスのスチールクーラーボックス12Lの購入に至りました。
なぜチャムスかと言われれば、何となく揃えたかったから。特にこだわりがあるわけではないです。(並べると親子みたいで可愛いでしょ?)
購入したのが去年の12月。
そこから数回使用した感想を交えながら詳しく紹介していきます。
2.スペック
容量 | 12(L) |
寸法 | H31×W29×D23(cm) |
重量 | 2.8(kg) |
素材 | スチール |
容量12Lってどのくらい?
12Lと言われてもよくわからない!
そこで500mlのペットボトル入れてみました。
縦幅は2本分と少し隙間が空き、横幅はちょうど1本分といった感じです。
隙間に3本目をいれようとしましたが、通常のペットボトルだと3本は入りませんでした。
柔らかい素材のペットボトルならムニュッっと押し込めば3本入ります。
高さは4本分。
縦幅が2本分なので合計で8本は入れることができます。
2Lのペットボトルはどうやっても入りません。
なんとなくサイズ感が伝わったかな?
3.特徴
3-1.印象的なカラー
チャムスといえばこの色!って方も多いでしょう。
綺麗で鮮やかな赤色をしています。
前面には白いメーカーロゴが大きくプリントされていて、「これ、チャムスのクーラーボックスなんだぜ!」とアピールできます。
私の比較的地味な色合いのキャンプサイト。
1つ赤色を置いておくだけでアクセントとして存在感を放ってくれます。
※注意点
スチールクーラー54Lの時も説明した通り、白いロゴ部分は後からプリントされた感じになっていて削れやすいです。
こちら1年以上使用したスチールクーラー54Lのロゴ。
気を付けていてもいつの間にか削れてしまっています。
使用する時はもちろん、車へ積載する時は特に注意しましょう。
3-2.特殊な蓋構造
パッと見仕組みがわからないこの蓋。
実際私の相方は開けるも閉めるもちょっと悩んでいました。
そこで外し方を説明します。
①蓋の持ち手に引っかかってる部分を外す
構造としては、本体の持ち手を蓋の持ち手に引っかける事で蓋が外れないようロックしています。
まず本体持ち手の黒いラバーが付いている部分をずらします。
コツとしては蓋を少し下へ押すと隙間が空きスムーズに外せます。
②本体持ち手を完全に倒す
黒いラバーは持ち手を下げた際、本体に当たり傷つけないよう保護してくれます。
これで蓋開け完了!
仕組みがわかっていれば難しいことではありませんよね。
そしてこのひと手間、この蓋構造こそが『レトロ感』を出すのに一役買っている重要なポイントだと思います。
3-3.ボトルオープナー付き
クーラー側面には瓶ビール愛好家には嬉しいボトルオープナーがついています。
私がバドワイザーやハイネケン、コロナが好きです。
瓶ビールを取り出し、そのままスムーズに開ける(写真撮り忘れにつき54Lの写真使用)。
栓抜きを持っていく必要がなくスマートでかっこいいです。
4.実際使って思った事
4-1.容量12Lは結構少なめ
写真は1泊2日(1日目の昼、夜、2日目の朝)の食材、それと氷と保冷剤です。
これをクーラーに詰めるともうパンパン。
他に入る余地はありません。
好き勝手に豪華な食材を詰めれる容量はないので、買い出しの時点で吟味する必要があります。
2泊3日分の食材を入れるのは厳しいので、その時は冷蔵しなくてよい食材を組み合わせ上手に献立を考えましょう。
さらに食材をパンパンに入れるとお酒や飲みものを入れる余裕がないので、別のクーラーボックスへ入れて持って行ってます。
さっき瓶ビール愛好家とか言ったのに缶ビール買ってるのは内緒。
クーラーボックスの購入を検討する際はいつも自分が持っていく食材の量を考えましょう。
4-2.サイズ感に注意
これも容量不足と似てますが、例えばこちら。
比較的大きなトレーに入った「豚バラきんぴら炒め」。
買う時にピッタリかなーと思ったのですが…
微妙入らないサイズでした。
こうなってしまうとクーラーへ納めるには斜めにするしかありません。
こうなってしまうとただでさえ少ない容量がさらに圧迫されてしまいます。
買い物の段階で気を付けるか、できれば家でジップロック等に移したりして対応しましょう。
4-3.保冷力はイマイチ
もともと保冷力がそんなに高くないのに加え、容量が限られているので大きな保冷力や大量の保冷剤を入れる事ができません。
その為暑い時期は日向を避けても1泊2日が限界だと感じました。
それ以上の期間生肉等を入れておける安心感はありません。
先日(10月下旬、1泊、気温18~25度程度)のキャンプでも使用しましたが、2日目の朝にロックアイスが半分溶けている状態でした。
真夏に使用した時は朝入れたロックアイスが夕方には溶けました。
4-4.床を痛めるかも
底面を見てみるとグルっと縁があるだけの状態です。
野外使用では問題ないかもしれませんが、家のフローリングなどにドカっと置くと床を痛めると思います。
食材を詰める為冷蔵庫の前に置くとき、積み込み前の玄関等、床に置く時は優しく扱いましょう。
4-5.中身を詰めると把手が痛い
運搬する際に持つこの蓋手持ち部分。
結構エッジが効いていて手に食い込んできます。
そんな長い距離を運搬する事もないのでさほど気になりませんが、一応気になった点として上げておきます。
5.まとめ
正直保冷性能や使い勝手を優先する人にはおすすめしません。
このデザインに惚れ込み、性能面をある程度我慢できる人だけが買うべきだと思います。
今まで人と被った事がないので、周りとは違ったものが欲しい方、どうでしょうか?