こんにちは、パルです。
今回はソロキャンプ用クッカーのお話。
- ソロキャンプ用のクッカーって何がいいのかな?
- 皆はどんなの使ってるんだろう?
今回はこんな悩みの参考になる内容です。
1番最初に買うクッカーって迷いますよね。
私もかなり調べて選んだ記憶があります。
今回はソロキャンプ歴3年、年間100以上のギアを購入する私が、「実際に所有しているクッカー」を簡単なポイントや使用感を混じえつつ紹介していきます。
参考にしてみてください!
- ソロキャンプ歴3年の私が持ってるクッカー14個
- お気に入りのソロキャンプクッカーはこの3つ
- ソロキャンプクッカーは増えるもの
数が多いのでサクサク紹介していきます。
ソロキャンプ歴3年の私が持ってるクッカー14個を紹介!
1.キャプテンスタッグ「丸型ハンゴー」
焚き火用のメインクッカー。
見ての通りかなり年季入ってます。
- 飯盒として米を炊くもよし
- レトルトカレーを湯煎するもよし
- 蓋をフライパンにして肉を焼くもよし
基本的に何でもできます。
焚き火をする寒い時期、飯盒で出来合いのおでん温めて食べるのが最高。
別売りのアルミハンドルを使って蓋をフライパンとして使う事ができますが、本体よりアルミが薄くだんだん歪んだり凹んだりします。
しかし約1400円で買えるので値段を気にせずガンガン使えるのがポイント。
いろんなクッカーを使ってきたけど、結局飯盒に戻ってくる魅力があります。
2.コールマン「パックアウェイクッカーセット」
ソロキャンプ用としては「パックアウェイ”ソロ”クッカー」の方がよく挙げられるけど、正直あちらは小さ過ぎで使いにくいです。
実際前に使ってたんですが、道の駅で買ったソーセージを焼くのに切らなきゃ入らず旨み(油)垂れ流し。
この泣ける経験から一回り大きい「パックアウェイクッカー」に買い換えました。
登山ではなくキャンプでの使用なら、一回り大きい「パックアウェイクッカー」が絶対におすすめ。
食材のサイズが限られないし、そもそも1回に調理できる量が増えるのでかなり使いやすくなります。
それとコールマンのノンスティック加工は本当に優秀。
汚れがめちゃめちゃ落ちやすいです。
同じくコールマンから出ているパックアウェイケトルがぴったりスタッキングできるのも魅力の1つですね。
3.SOTO「ナビゲータークックセットのクッカーS」
リフターを使うクッカーに憧れ、ウィンドマスターとセットになってるのを購入。
実際に使ってみて、ハンドルがないクッカーはバランスが良く、バーナー上で安定するという気づきがありました。
蓋にある湯切り穴はパスタを作る時に重宝します。
サイズもよくあるソロクッカーより一回り大きくて、内側の表面加工も優秀。
憧れだけで買ったクッカーでしたが思ったより使い勝手がよく、ちょくちょく使ってるクッカーです。
ただしクッカーSだけでは売ってないので「ナビゲータークックシステム」を購入するか、「ウインドマスター クッカーコンボ」を買う必要があります。
4.エスビット「アルミフライパン18cm」
1個前のSOTO「ナビゲータークックセットのクッカーS」とセットで使いたくて購入。
- SOTOクッカーSの収納袋に入る事
- 取っ手がない事
- 汚れが落ちやすい表面加工がある事
この条件で探して見つけたのがエスビット「アルミフライパン18cm」でした。
結構大きめなフライパンですが、その分調理がしやすいです。
やはりクッカーは鍋系とフライパン系、セットで持っていくのが調理しやすくベストですね。
5.モンベル「アルパインクッカー14」
登山で袋麺が食べれるように、少し大きめのクッカーが欲しくなり購入。
登山靴やズボンでモンベルの品質の良さはわかっていたので、クッカーはどうかな?
と思っていろんな選択肢からモンベルを選びました。
結果、軽さと質感(作り)の良さを感じるいいクッカーで満足。
黄色という他にはあんまりない配色もお気に入りポイントです。
モンベルオンラインショップ→「アルパインクッカー14」
6.キャプテンスタッグ「ラーメンクッカー」
名前は”クッカー”だけど、焚き火に突っ込めるケトルとして購入しました。
ちょうどいいサイズでステンレス製、焚き火に突っ込んでも大丈夫な頑丈さが魅力です。
元々ユニフレーム「キャンプケトル」を使ってたんですが、デカくて持ち出しが億劫になり、これを買ってからはこればっかり。
ポイントとして、とにかく質感がいい。
ショップで見た時「これホントにキャプテンスタッグか?(失礼)」って思い調べると燕三条製でした。
実際に尋ねたこともある大好きな「金物の町」。即購入です。
蓋の締まり具合なども素晴らしく、1回手に取って欲しいキャプテンスタッグおすすめギア。
「あ、これはいいものだ」ってわかると思います。
そして安い。そこは流石キャプテンスタッグ。
7.スノーピーク「トレック900」
ソロストーブ ライトをピッタリとスタッキングという理由で購入。
アルミ製ながら肉厚で、焚火で使用する人も多い人気クッカーです。
トレック900の中にソロストーブライトとアルストを入れてキャンプへ。
薪が拾えたら直火調理、拾えなかったらアルスト運用って使い方ができるのが最高です。
下の記事でソロストーブライト×トレック900の使い勝手を紹介しているので、興味のある人は見てみてください。
8.プリムス「ライテックトレックケトル&パン」
登山用クッカーとして購入。
このサイズのクッカーは小さくて使いにくいと言ってましたが、用途が登山なのでそこは我慢して運搬のしやすさ、軽さを優先。
表面加工の「ノンスティック加工」が優秀で汚れが落ちやすく重宝します。
焚火で使用しないなら基本表面加工されてる方が使い勝手いいです。
250のガスカートリッジと小型バーナーが収納出来るので運搬の面は完璧。
私は軽さ最優先の時は25gのバーナーを使ったりします。
9.ユニフレーム「アルミ食器セット」
ユニフレーム製で3つセット2500円!?安くね!!??って感じで購入。
そして1回も使っていない。
購入するのに色んな理由はあるけど、
安いから買うだけは気をつけた方がいいと勉強になりました。
すり鉢の形状はバーナー上で安定性がなく、クッカーとして使うというよりほんとに食器として使うものなんだなって感じです。
10.エバニュー「チタンウルトラライトクッカー2」
チタン製のクッカーを使ってみたくて購入。
サイズに対しての軽さがえぐい(115g)。
鍋型クッカーは汁物系に使う事が多いので、熱伝導率が低く熱が1点に集中しやすいチタン製でも選択肢に入ります。
その特徴からチタン製は焼き料理には向かないので、ぴったり重ねられるアルミフライパンを模索中。
11.エバニュー「チタンカップ570」
1個前のエバニュー「チタンウルトラライトクッカー2」にぴったりスタッキング可能。
「カップ」という名前の通り、取っ手がクッカーのように長くないです。
基本湯沸かし用で使ってます。
500ml沸かせればカップ麺(300ml程度)+コーヒー(150ml程度)に丁度いい量になります。
ちなみに蓋は別売り。(エバニュー 570Cupフタ)
12.エバニュー「チタンカップ400FD」
1個前のエバニュー「チタンカップ570」にぴったりスタッキング可能。
350mlお湯が沸かせればカップ麺が食べられます。
最低限の湯沸かしのみを考えるとこれが最適。
最低限の湯沸かしに使う道具はすべてスタッキングできることを紹介してるので、気になる人はこちらから。
ちなみにこれも蓋は別売りです。(エバニュー チタンマルチディッシュ)
ここまで紹介したエバニュークッカー、
- チタンウルトラライトクッカー2
- チタンカップ570
- チタンカップ400FD
この3つは綺麗にスタッキングでき、組み合わせ次第で最軽量クッカーセットが完成します。
13.トランギア「メスティン」
みんな大好き万能アルミクッカー。
炊く、焼く、煮る、蒸す、揚げる、なんでもござれ。
私の場合基本炊飯用で、たまに網を敷いて焼売を蒸したりします。
レシピ本が多くキャンプ飯に迷った時に便利なのもポイント。
最近蓋をフライパン代わりにしたら一瞬で焦げたので、ちょっと試行錯誤中です。
ちなみにおすすめのメスティンレシピ本はこれ。
ちょっと手の込んだレシピも多く、「今回のキャンプは料理頑張るぞ!」って気分の時に作ったりします。
14.トランギア「メスティンラージ」
欲しかったけどしばらく手に入らなかったやつ。
基本的な使い勝手はメスティンと同じなのでなんでもござれ。
ただサイズが大きいのでこれは嫁とのデュオキャンプになってます。
正直ソロキャンプでは持て余すだろうなって感じ。
わたし的にはソロなら普通のメスティンをおすすめします。
お気に入りのソロキャンプクッカーはこの3つ
1.キャプテンスタッグ「丸型ハンゴー」
秋、冬に薪グリルラージを使って焚き火をする時に相性抜群。
焚火でガンガン調理できます。
蓋をフライパンとして使用する時に取っ手がありませんが、焚き火調理は取っ手まで火が回り熱くて持てないので不要だったり。
焚火調理ではリフターを使う方が使い勝手いいです。
リフターでクッカーを扱うのって、なんか雰囲気が格好よくてテンション上がります。
ただしリフターもアルミ製なので、ずっと掴んでると熱が伝わってきて熱いので注意です。
今回紹介したように色んなクッカーを買って漁って、結局飯盒に戻ってくるあたり、
「キャンプ=飯盒」のイメージ通り、飯盒って理にかなったクッカーなのかなって思います。
ちなみに焚き火にかけるとススだらけになるので、運搬する時は袋が必須です。
2.コールマン「パックアウェイクッカーセット」
バーナーでしか調理をしない暑い時期のメインクッカー。
収納サイズは少し大きいけど、その分快適な調理ができるのでお気に入り。
鍋は袋麺も割らずに調理できます。
しつこいようだけどULキャンプとかを目指してない限り、少し大きめのクッカーが絶対におすすめ。
専用のケトル「パックアウェイケトル」が収納できるのも少しサイズが大きめなおかげです。
この「パックアウェイクッカー」&「パックアウェイケトル」の組み合わせがあれば基本なんでもできます。
使いやすくて家でも使ってたり。
わけあって1ヶ月一人暮らしだった時期があるんですが、このクッカーセット1つですべて済みました。
汚れも落ちやすいし本当に使い勝手がいいです。
3.トランギア「メスティン」
炊飯を簡単にしたくてずっと使ってます。
わりと適当でも今まで失敗した事がありません。
例を挙げると、固形燃料25gにかけて放置すれば勝手に1合炊けるので本当に簡単。いわゆる自動炊飯です。(風防は必須)
表面加工がない無垢アルミなのが、焚き火でも使えてgood。
ただしそんなにアルミが厚くないので、火力が強すぎると溶けて穴が空くので注意です。
メスティンでお米を炊いて牛丼の元をかけるだけ。
こんな簡単料理でも美味しく感じるのが外ご飯効果、キャンプの特権ですよね。
ソロキャンプ用クッカーは増えるもの!
クッカーを買う時、最初の1個ってめちゃめちゃ悩みます。
けどたぶん数ヵ月後に別のやつも買ってます。
何を使ってても何かしら不満は出てくるもので、すべての要求をカバーできるクッカーはありません。
それぞれ得意、不得意があります。
今回は実際にわたしが所有しているクッカーをすべて紹介しました。
たくさんありますが、何かしら好きな理由があって手放していません。
わたしの場合買いすぎですが、何でもかんでも1つでこなすのではなく、用途ごと使い分ける選択肢もありですよ。
ではまた~。