こんにちは!パルです。
今や大人気となった小型ウッドストーブ「ソロストーブライト」。
既に持ってる!って人も多いんじゃないでしょうか。
わたしも流行に乗って購入したわけですが、迷ったのがスタッキングできるクッカー選びです。
ソロストーブライトにはスタッキングできる専用クッカー「ポット900」があるんですが、
わたしはあえてスノーピーク「トレック900」を購入してみました。
結論、スタッキングできるし使いやすく大満足。
今回はなぜ「ポット900」ではなく、スノーピーク「トレック900」にしたのか。
その理由や使い勝手、スタッキングについて解説したいと思います!
ソロストーブライト、各クッカーのスペック
実物の想像がつかないとわかりにくいので、とりあえず各ギアのスペックからスタート!
ソロストーブ「ソロストーブライト」
高さ(収納時) | 約10㎝ |
高さ(使用時) | 約14.5㎝ |
直径 | 約10.8㎝ |
重さ | 約255g |
素材 | ステンレススチール |
まずは小型ウッドストーブの「ソロストーブライト」から。
ソロストーブシリーズの中でも最小サイズで、その直径は約10.8㎝。
OD缶のサイズが大体φ11㎝くらいなので、それが入るクッカーなら組み合わせる事が可能です。
火力は2重壁構造で燃焼効率がよく高火力。
小枝などの自然燃料で十分な火力が得られ、焚火調理が楽しめます。
ただし本当にガンガン燃えるので、燃料の追加に追われがちなのがたまに傷だったり…。
Amazonで買える他のサイズとしては以下の3種類あって、
どれも人気があり、わたしは少し大きめサイズのキャンプファイヤーも欲しくなってます。
Amazonにはないけど「ボンファイヤー」、「ユーコン」といった巨大サイズも存在。
ちなみにソロストーブシリーズ最大サイズの「ユーコン」は、直径約76cmあります。
でかすぎ。
ソロストーブ「ポット900」
高さ | 約11.5㎝ |
直径 | 約11.9㎝ |
容量 | 900ml |
重さ | 約220g |
素材 | ステンレススチール |
続いてソロストーブライト専用設計の「ポット900」。
専用だけあって、ソロストーブライトがピッタリ入るポットになっています。
ステンレス製なのでガンガン焚火にかけても変形の心配なく、安心して使えるのが魅力的ですね。
意外とこのサイズでステンレス製って選択肢が少ない気がします。
取っ手にシリコンチューブ等のカバーはありませんが、あっても焚火の火が回って燃えてしまうので必要なし!
容量は900mlあるのでソロ用のポットとしては十分です。
スノーピーク「トレック900」
サイズ(鍋) | φ12×10.7mm |
サイズ(フライパン) | φ12.7×3.9mm |
容量(鍋) | 900ml |
容量(フライパン) | 250ml |
収納サイズ | φ13×14mm |
重さ | 265g |
素材 | アルミ(ハンドル:ステンレス) |
最後にわたしが買ったスノーピーク「トレック900」。
鍋と小型のフライパンがセットになったクッカーです。
鍋の容量は900mlなので「ポット900」と同じですが、直径12.7cmのフライパンがついてきます。
もちろんソロストーブライトもぴったりスタッキング可能。
素材はアルミ製ではあるものの厚みがあり、焚火で使ってる人もたくさんいる実績ある定番クッカーって感じです。
ソロストーブライト×トレック900がおすすめな2つの理由
わたしが「ソロストーブ×トレック900」をおすすめする理由は2つ。
- 鍋×フライパンで料理の幅が広がる
- フライパンに小物がスタッキング可能
ようは、フライパンもあると便利!
ってこと。
①鍋×フライパンで料理の幅が広がる
写真の通り「トレック900」であればラーメン&餃子の最強セットを食べることができます。
フライパンサイズは小さいのであくまで”ちょっとした料理用”って感じですが、あるとないじゃ料理の幅が段違い。
これがもし「ポット900」の場合だと食べられるのはラーメンだけ。なぜなら鍋しかないから。
その他の料理を考えてみても、「ポット900」だと湯を沸かしてカップ麺やレトルトを食べるか、おでんやスープパスタなどの汁物に絞られてきます。
無理やり鍋で餃子を焼いてもいいですが使いにくいですよね。
しかし「トレック900」なら鍋料理も、焼き料理も、基本なんでも対応可能!
野菜炒めでもハンバーグでもなんでもござれ。
②フライパンに小物がスタッキング可能
これはおまけですが、フライパンの恩恵でちょっとしたスペースがあります。
高さを比べると「ポット900」が約11.5㎝、「トレック900」が約14㎝、2.5㎝差がありますね。
クッカーの厚みに差があったりするので「まるまる容量アップ!」とはいきませんが、このちょっと増えたスペースが地味に便利。
スプーンやフォーク、ライター等の小物をスタッキングできます。
ちなみに「ポット900」はフライパンではなく平らな”蓋”なので、このスペースはありません。
ソロストーブライト×トレック900のスタッキング例
ここからは実際にわたしがやっているスタッキング例をご紹介!
使っているギアは以下の通り。
①ソロストーブ「ソロストーブライト」
高さ | 約11.5㎝ |
直径 | 約11.9㎝ |
容量 | 900ml |
重さ | 約220g |
素材 | ステンレススチール |
今回紹介したソロストーブシリーズの最小モデル。
かなり小さくその辺の枝くらいしか入らないので、最低限の調理用、ちょっとした火遊び用として運用するのが現実的です。
それでも二次燃焼はバッチリ確認でき、しっかり作られているのがわかります。
②スノーピーク「トレック900」
サイズ(ポット) | φ12×10.7mm |
サイズ(フタ) | φ12.7×3.9mm |
容量(ポット) | 900ml |
容量(フタ) | 250ml |
収納サイズ | φ13×14mm |
重さ | 265g |
素材 | アルミ(ハンドル:ステンレス) |
こちらも今回紹介したアルミ製クッカー、トレック900。
見ての通り焚火に突っ込んで使っていて煤だらけですが、何も問題なく使えています。
評判通りタフな使い方ができそう!
スノーピークにしては珍しく、壊れても買いなおしやすい価格なのも魅力です。
③ソロストーブ「ソロアルコールバーナー」
サイズ | 約φ7.4×4.6㎝ |
重さ | 約99g |
素材 | 真鍮 |
ソロストーブ製のアルコールストーブ。
エバニューのアルコールストーブは持ってるんですが、ソロストーブライトと合わせて追加購入しました。
理由はアルコールストーブの中に燃料を入れて運搬できるから。
エバニューの場合、そもそも蓋がないので燃料を別で運搬しないとならないんですよね。
④ユニフレーム「カラカト」
サイズ(スプーン) | 約16㎝(収納時約9.5㎝) |
サイズ(フォーク) | 約17㎝(収納時約10.5㎝) |
重さ(合計) | g |
素材 | PBT樹脂(ハンドル:ステンレス) |
ユニフレーム製のお気に入りカトラリー。
これに関しては別記事で詳しく紹介してるので、気になる方はそちらをどうぞ!
→【3年使用レビュー】キャンプ用カトラリーはユニフレーム「カラカト」で決まり!
⑤SOTO「マイクロトーチコンパクト」
サイズ | W3.5×D1.9×H9 (cm) |
重量 | 35g |
SOTOの充填式ガストーチの最小モデル。
かなりコンパクトですが、キャンプ1回の使用では全く問題ありません。
焚火の焚き付けに使います。
すべてトレック900にスタッキングすることが可能!
フライパン部分のスペースが活躍します。
ソロストーブライトを収納袋に入れた状態で収納できるので、クッカーの中が汚れないのもポイントです。
アルコールストーブもソロストーブの中にピッタリ納まります。メーカーを揃えるとこの辺がスッキリしていいですね。
このスタッキングのポイント!
このスタッキングはのいいところは、
- 基本は自然燃料で焚火調理
- もしもの時はアルコールストーブ
この2通りの使い方ができる点です。
ソロストーブライトを買う人の殆どが”焚き火調理”を目的にしてると思うんですが、
これに関してはもう文句の付けようがないくらいガンガンに燃えるし、二次燃焼もしっかり確認でき完璧です。
ただしキャンプ場に落ちてる枝が湿ってる!想像以上に枝が落ちてない!!
なんてこともたまにあります。
そんな時はアルコールストーブの出番!
ソロストーブライト内にセッティングすれば、五徳も風防バッチリな状態でアルコールストーブ調理が可能です。
小枝を拾って焚き火調理できるし、小枝がなくてもアルコールストーブで調理できる。
まさに死角なしの調理セットです。
自分に合ったスタッキングを探そう!
今回専用設計の「ポット900」を否定するような形になってますが、あくまでわたしには合わなかったってだけです。
「フライパン使わない!サイズ大きくなるだけ!ポット900の方がいい!」
って人もいるでしょう。
さらに言うとわたしは「トレック900」を選びましたが、軽量化したいならスノーピーク「チタントレック900」という選択肢もあります。
最初の方で話した通り、ソロストーブライトの直径はほぼOD缶のサイズと一緒なので、いろんなクッカーが選択肢に入ります。
私のおすすめはスノーピーク「トレック900」ですが、自分に合ったクッカーを探してみましょう。
ではまた〜!