こんにちは、パルです。
今回はキャンプ箸のお話。
- そろそろ割り箸を卒業したい!
- キャンプ箸ってどんなのがあるの?
- オススメのキャンプ箸が知りたい!
こんな人向けです。
何となくキャンプを続けていると、割り箸を卒業してキャンプ箸(マイ箸)にしようかなってなりますよね。
私も最初は割り箸でしたが、今ではキャンプ専用の箸を使っています。
- 割り箸とキャンプ箸の違い
- おすすめキャンプ箸12選
- 私はモンベル「スタックイン野箸」を2年使ってます
今回はこんな感じに話していきます。
割り箸とキャンプ箸の違い
何か違いがあるかと聞かれれば、以下の3つが浮かびます。
- 見た目がイケてる
- なんか玄人感が出る
- 洗うのが面倒
ひとつずつ解説していきます。
①見た目がイケてる
こうやって並べると、やっぱりキャンプ箸がイケてますよね。
割り箸はどうしても安っぽさというか、生活感というか、そんな感じが漂います。
割り箸を否定する意図はありません!
私もシチュエーションによって、キャンプ箸と割り箸を使いわけています。
②なんか玄人感が出る
これマジでデカいです。
これの為に割り箸を卒業し、キャンプ箸にしたまである。
「割り箸よりキャンプ箸のほうがエコ!」
なんて立派な理由じゃありません。
- SNSに自分のキャンプシーンを投稿する時、写真に割り箸が映り込むのが嫌。
- 周りの人がキャンプ箸を使ってるのに、自分だけ割り箸はなんか恥ずかしい。
そんな理由です。
ただ格好つけたかっただけ。
けど、気分があがるとか、かっこいいとか、そういった自己満足ってキャンプにおいて結構重要だと思っています。
③洗うのが面倒
最後に欠点を上げるとしたらこれ。
割り箸なら使うごとに捨てるか、焚き火に放り込んでしまえるので楽ちんです。
しかしキャンプ箸となると使い捨てできないので、使う度に洗う必要があります。
昼食→夜食→朝食って使うのに洗うのはマジで面倒。
私の周りだと、大体の人がアルコールウェットティッシュで拭いたりして済ましてます。
おすすめキャンプ箸12選
キャンプ箸は、
- 分割式
- 非分割式
の2つに分ける事ができます。
名前の通り、分割式は真ん中くらいから分割できてコンパクトになります。
分割式のキャンプ箸
分割式1.モンベル「スタックイン野箸」
重さ | 15g |
サイズ(使用時) | 21㎝ |
サイズ(収納時) | 13.5㎝ |
箸先が天然木(縞黒壇)、持ち手がアルミでできています。
接続部はねじ込み式で、ケースが付属。
モンベルと言う事で、登山向けに作られていて非常に軽量なのが特徴です。
持ち手部分に箸先が収納できる構造になっています。
定価は1850円+税なんですが、2020.12.10現在価格がなぜか高騰してます。
リンク先が高かったらモンベル公式オンラインショップからも買えるので見てみてください。
5色あるカラー展開も確認できます。
分割式2.スノーピーク「和武器」
Mサイズ
重さ | 約26g |
サイズ(使用時) | 0.8×0.8×20.5㎝ |
サイズ(収納時) | 0.8×0.8×11.3㎝ |
Lサイズ
重さ | 約27g |
サイズ(使用時) | 0.8×0.8×22.5㎝ |
サイズ(収納時) | 0.8×0.8×12.2㎝ |
サイズがMとLの2種類あって、子供や手の小さい女性はM、一般的な大人はL、など個人に合ったものを選べます。
箸先が竹、持ち手がステンレス。
ジョイントや蓋がブラス(真鍮)で出来ていて高級感があります。
接続部はねじ込み式で、ケースが付属。
こちらも持ち手部分に箸先を収納できる構造になってます。
組み立てが若干面倒なので気になる人は公式ページを確認してください。
そして値段が高い、流石スノーピーク。
M、Lともに定価で3800円+税です。
品質はいいのでしょうが、ちょっと高いですよね。
分割式3.プリムス「CFチョップスティック」
重さ | 約45g |
サイズ(使用時) | 約25㎝ |
サイズ(収納時) | 不明 |
プリムスからは全体的に木製っぽい箸が出ています。
しかしAmazonや公式ページを確認しても、素材、収納時のサイズが載ってませんでした。これは不親切。
確証はありませんが写真的に全体的に木製っぽいので、そういった見た目は好みの場合は選択肢に入りそうです。
ケースは付属するようです。(ただしこれも写真無し)
分割式4.ベルモント「フィールドスティック」
重さ | 約18g |
サイズ(使用時) | 約22㎝ |
サイズ(収納時) | 約12.5㎝ |
箸先が天然木(ウレタン抗菌加工)、持ち手が18-8ステンレスでできています。
接続部はねじ込み式で、ケースが付属します。
収納方法が今までの箸と違って、ちょっと箸先が出た状態になります。
個人的にはマイナスポイント。
箸が汚れてる状態だと持ち運びに不便だし、衛生的じゃなさそうです。
せっかくこの構造にするなら、箸先が完全に隠れるようにして欲しかった。
分割式5.HawkZing「アウトドア箸」
重さ | 約60g(2膳) |
サイズ(使用時) | 約21㎝ |
サイズ(収納時) | 約12㎝ |
全体的にダンボク材質でできていて、接続部はねじ込み式。
ダンボク材質ってなんだ?と調べてみたところ、「白檀」とか「栴檀」とかいわゆる香木の事を指すようです。
分割はできますが、持ち手に収納はできません。
とにかく安いのが特徴。
2020.12.10現在、2膳セットで899円です。
よくあるAmazonの紹介文で日本語が怪しい商品ですが、家族4人分が1798円で揃う価格は魅力ですよね。
分割式6.東出漆器「マイジョイント箸」
重さ | 約50g |
サイズ(使用時) | 21㎝ |
サイズ(収納時) | 不明 |
全体が天然木(天然竹)で作られた箸で、接続部はねじ込み式。ケースが付属します。
分割式ですが、持ち手に収納はできません。
箸と付属のケース(箸箱)がかっこいい。
これはアウトドア用に作られた箸ではありません。
しかしキャンプで使用するからってアウトドアメーカーに縛られる必要もないかなって事で選んでみました。
非分割式のキャンプ箸
ここからは「非分割式」。
つまり分割できないものを紹介していきます。
メリットとしては、
- 使ってて接続部が緩む恐れがない
- 接続部がないので剛性が高い
- シンプル構造で価格が安い
などがあります。
非分割式1.キャプテンスタッグ「チタン箸」
重さ | 約47g(ケース込み) |
サイズ | 23㎝ |
全体がチタン製でケースはアルミ製。
どうせならケースまで全部チタン製にして欲しかったところ。
しかし価格が跳ね上がってキャプスタに求められるニーズとズレそうなのでしょうがないでしょう。
一番汚れが溜まりそうなケース底のキャップが外せる点は、衛生的でかなりポイント高いです。
洗うのも乾かすのも簡単そうです。
非分割式2.ユニフレーム「カラ箸」
重さ | 約21g(リング除く) |
サイズ | 約23.4㎝ |
キャンプ箸は金属性が多いなか、全体がPBT樹脂(ガラス繊維入り)でできています。
それって温度的に大丈夫なの?って思うかもしれませんが、耐熱温度160℃、耐冷温度-20℃なので安心です。
箸端部に取り付けてあるリングは箸がバラけないようにする為のもの。
その辺に引っ掛けたり、乾かしたりもできますね。
定価490円(税込)という圧倒的安さも魅力です。
ただしケースは付属しません。
非分割式3.スノーピーク「チタン先細箸」
重さ | 22g |
サイズ | 1.2×0.5×20㎝ |
全体がチタン合金でできています。
先端が結構細く作られているので繊細な操作が可能。
チタン合金は硬いが故に加工が難しく、この細さを実現するために、眼鏡で有名な鯖江の金属加工職人たちの技術が使われているそうです。
なんかそう言われると欲しくなる不思議。
ただしこちらもスノーピークという事でお高いです。
非分割式4.TITECOUGO「純チタン丸箸」
重さ | 約15.5g |
サイズ | 約22.8㎝ |
全体が純チタン製でできています。
純チタンという事で純度99.8%らしく、本体重量もかなり軽量です。
ただしAmazonによくある中華製品なので信頼性は微妙なところ。
純チタンって日本語で入ってるデザインがちょっと…。
転がりにくい「角箸」バージョンもあります。
非分割式5.BoundlessVoyage「チタン箸」
重さ | 約12.5g |
サイズ | 22.5±0.5㎝ |
全体がチタンでできていて、今回紹介するなかで最軽量です。
中華製品なのでちょっと怪しいと思うかもしれませんが、実際に持ってるので測ってみました。
結果14g。
これって”約”12.5gの範囲なのかな?
個体差はありますが、軽量であることは間違いありません。
非分割式6.シービージャパン「天然木塗り箸」
重さ | 約23g |
サイズ | 約20.5㎝ |
全体が天然木でできています。何で塗られているのかはわかりませんでした。
非分割式にもあえてアウトドア用ではないものを1つ選んでみました。
理由は分割式の時と同じです。
言ってしまえば、熱したフライパンに触れたりせず、食べるだけなら100均のプラスチック箸でも問題はありません。
ファミリーキャンプの場合、料理は菜箸でするから食べる用の箸は耐熱性がなくてもいいってこともあると思います。
私はモンベル「スタックイン野箸」を2年使ってます
ここまでキャンプ箸をいろいろ紹介してきました。
その中から私が選んで2年間使用してきたのがモンベル「スタックイン野箸」です。
私のキャンプ仲間もモンベル「スタックイン野箸」を使ってる人がかなり多い印象。
多分人気商品です。
先程BoundlessVoyage「チタン箸」を持ってるって言いましたが、正直今ではあまり使っていません。
モンベル「スタックイン野箸」のおすすめポイント4つ!
実際に私が使って感じているおすすめポイントは以下の4つ。
- 分割式なのでクッカーに収納できる
- 構造がシンプルで使いやすい
- 先端が木製で口当たりがいい
- 高品質で安い
それぞれ説明していきます。
①分割式なのでクッカーに収納できる
モンベル「スタックイン野箸」は分割式。
コンパクトになってクッカーへ収納できます。
収納状態が13.5㎝なので、平置き収納したい場合は内径がそれ以上のクッカーである必要があります。
私は箸に合わせてユニフレーム「カラカト」を使っているので、箸、スプーン、フォーク、すべてをクッカーに収納できます。
②構造がシンプルで使いやすい
使いたい時はくるくる回して、
箸先を取り出し、
反対向きにして、
くるくる付けるだけ。
スノーピーク「和武器」の組み立てを見てくれた人ならわかると思いますが、モンベルの方が簡単に組み立てできます。
ちなみに接続部は使っていて緩んだ事はありません。
③先端が木製で口当たりがいい
これ個人的には必須でした。
BoundlessVoyage「チタン箸」を使っていて、チタンの口当たりが好きじゃなかったんですよね。
何を食べるにも異物感を感じるというか…。
先端が天然木なら普段家で使ってる箸と変わらないので、違和感なくキャンプ飯を楽しめます。
天然木だと調理とかしてて焦げないの?と疑問でしたが、2年使ってまだ焦げていないので大丈夫です。
ただこれだけ長く使っていると、表面が段々白っぽく変色してきました。
④高品質で安い
なんてったって日本が誇るアウトドアメーカーのモンベルです。ブランドイメージからも安心して購入できますよね。
もちろんイメージだけでなく、実際に私が2年間使って不満が無いのも「高品質」と言える理由です。
それでいて1850円+税。
スノーピーク「和武器」が3800円+税なのを考えるとかなり買いやすいですよね。
まとめ
箸はキャンプでも毎回使うもの。
妥協せずお気に入りを買うと、使うたびちょっと幸せな気分になれます。
頻繁に使うものをちょっといいものにするっていいですよね。
自分に合ったキャンプ箸を購入して、キャンプ飯を楽しみましょう!
ではまた〜