こんにちは!パルです。
今回はアウトドアシーンでも本格コーヒーが簡単に飲める!との噂を聞き、グロワーズカップ「COFFEE BREWER」を試してみました。
- グロワーズカップ「COFFEE BREWER」とは?
- グロワーズカップ「COFFEE BREWER」の使い方
- グロワーズカップ「COFFEE BREWER」のメリット・デメリット
見た目はこんな感じ。パッと見コーヒーだとわからないデザインをしてますよね。
けど、「これ見たことあるわ!」って人は結構いるんじゃないかなって思います。
わたしの周りでは色んなアウトドア用品店で見かけるようになりました。
何やら“お湯を注ぐだけの本格コーヒー”を謳っているらしく、それが本当ならキャンプや登山で大助かり。
実際にキャンプへ持ち込んで試してきたので、気になってる人は参考にしてみてください。
グロワーズカップ「COFFEE BREWER」とは?
パッケージサイズ | 185×180×12 (mm) |
重量 | 36 (g) |
内容量 | 20 (g) |
抽出量 | 300 (ml) |
ラインナップ |
ブラジル コロンビア グアテマラ エチオピア ホンジュラス |
ラインナップがたくさんあって迷いましたが、今回わたしはコロンビアを買いました。
パッケージサイズに厚さ12mmとありますが、注ぎ口部分を考慮しているので実際はもっと薄く持ち運びに困ることはありません。
内容量20gで抽出量300mlなので、2人分もしくはたっぷり1人分くらいの仕上がりになりますね。
ちなみに名前の”グロワーズカップ”とは“生産者からの1杯”という意味らしく、ネーミングセンスもなかなかGood。
賞味期限はAmazon発送で10〜15ヶ月となっています。
グロワーズカップ「COFFEE BREWER」の使い方
1.お湯を沸かす
抽出用に300mlのお湯を沸かします。
後でグロワーズカップ「COFFEE BREWER」へ注ぎ入れることになるので、お湯が細く出せるケトル等がおすすめ。
わたしはエバニュー「チタンカップ400FD」を使ってますが、これは縁の処理が優秀で細く注ぐ事ができます。エバニューさんマジ優秀。
袋の後ろにメモリがあって、お湯の量によって仕上がりを軽めにしたり重めにしたり出来ます。
重めの場合はお湯の量を少なくし、軽めの場合はお湯の量を多くするので、軽めに淹れたい時は300ml+αくらい沸かしておきましょう。
2.グロワーズカップ「COFFEE BREWER」へお湯を注ぐ
後ろのメモリを見ながら、沸かしたお湯を袋の中へ注ぎ込みます。
少し注いで蒸らした後、3回に分けて注ぐこと!
グロワーズカップの仕組みを見ると、図のようにドリップ式になっています。
インスタントコーヒー的な粉が入ってる訳ではないんですね。
そうなると一般的に”コーヒーを上手に淹れるためのコツ”とされる「最初に少し注いで蒸らし、3回に分けて注ぐ」という技も活かすことができます。
これをやらないと薄くなったり雑味が出たりするので意識するといいかも!
3.2〜6分待つ
お湯を注ぎきったら2~6分待ちます。
この時チャックは閉じておきます。これによりフレンチプレス的な要素が加わるとかなんとか。
2~6分という待ち時間でも味の調整ができ、時間が短いほど軽めに、時間が長いほど重めに仕上がります。
底面が広がっているので自立するのも地味に便利ポイントです。
4.簡単本格コーヒー完成!
これで抽出完了!後はお好きなマグカップに注ぐだけで出来上がりです。
確かにハンドドリップと比べると簡単にコーヒーを淹れることができますね。
グロワーズカップ 「COFFEE BREWER」のメリット4つ
メリットをまとめると以下の通り!
- 気軽にコーヒーが楽しめる
- 注ぎやすい
- 捨てるのが簡単
- 再利用できる
①気軽にコーヒーが楽しめる
ハンドドリップとの比較になりますが、ドリッパーやフィルター、挽いた豆を運搬する容器などが必要ありません。
必要なのはグロワーズカップ「COFFEE BREWER」、お湯、マグカップだけ。
気軽に本格コーヒーを楽しむことができます。
②注ぎやすい
注ぎ口先端が細くなっていて注ぎやすいです。
どれだけ傾けてもコーヒーのガラが入ってくることはなかったので、抽出されたコーヒーのみ出るように作られてるんだと思います。
③捨てるのが簡単
グロワーズカップ「COFFEE BREWER」で完結しているので、その他にゴミがでません。
チャックを閉じ、注ぎ口にキャップができるので、液漏れの心配もかなり減ります。
これは登山とかだとかなりありがたいですね。
ちなみにわたしはワークマンで買った防水ポーチをゴミ箱として使ってます。
④再利用ができる
抽出が終わった豆を取り出し、他の豆を入れて再利用できるみたいです。
一応そうやって説明があったので書きましたが、正直わたしはやろうとは思いません。
容器だけ新品で売ってくれたら、自分の好きな豆を入れて持っていくことができて面白いかなって思ったり…。
グロワーズカップ 「COFFEE BREWER」のデメリット2つ
デメリットをまとめると以下の通り!
- 味は軽めな印象
- 割高感は否めない
①味は軽めな印象
抽出量は300ml、待ち時間は6分(重め)にしたところ、仕上がりはけっこう軽めになりました。
わたしも自分の舌に自信があるわけではありませんが、一緒にキャンプをしていた友人も「けっこう軽めだね~」と言ってたので多分合ってるはず。
原産国のデンマークでは軽めのテイストが好まれるらしいので、その影響もありそうですね。
コロンビアの味の感想としては、甘い&酸っぱいって感じで、軽さと相まってサッパリ飲める仕上がりでした。
②割高感は否めない
個人的な感覚にはなりますが、2杯分で税込み378円。ちょっと割高かなって思います。
“単一農園のスペシャルティコーヒー”との事なので妥当なのかもしれませんが、気軽に買おうとは思える値段ではありません。
ちょっとしたイベント的に、お楽しみとしてたまに買う感じですね。
グロワーズカップ「COFFEE BREWER」はどんな人向け?
余計な道具は必要なし!
お湯を沸かすだけで簡単に2人分のコーヒーを1度に淹れることができます。
しかもゴミの処分がしやすい。
実際に使ってみた感想としては、デュオでのアウトドア活動向けかなって思います。
割高ではありますがめちゃくちゃ高い!ってわけでもないので、気になる人は試してみてもいいんじゃないでしょうか。
また、個人的には“お世話になってる人へのちょっとしたプレゼント“にいいかもって思います。
こういった絶妙に高いものって自分じゃあんまり買わないですからね。
ではまた〜