こんにちは、パルです。
私事ですが、少し前に引っ越して集合住宅の5階に住む事になりました。
何が大変ってキャンプ道具の積み込みがマジ大変!
今までは車に好き勝手道具を積んでいたので、このままだと最低4往復する必要があります。
エレベーターがあるとはいえ5階まで4往復。
ということで、ずっと興味があったバックパックキャンプを本格化する流れとなりました。
- 現時点で考えるバックパックキャンプ
- 詰めるバックパックはこれ!
- 【初期装備】バックパックキャンプ初心者の道具紹介
- バックパックキャンプは準備から楽しい!
こんな感じに話していきます。
これからバックパックキャンプを始めたい方や、もう既に始めている人にも、何かヒントを見つけてもらえればと思います。
現時点で考えるバックパックキャンプ
結論から言うと、
っていうのが現時点で考える私のバックパックキャンプです。
いやいや何を当たり前のことを言ってるんだと。
そりゃバックパックキャンプなんだからザックに収めるだろと。
ここで私が言いたいのは、
とりあえず重さは気にしない
ってことです。
- 電車&徒歩でキャンプにいきたい
- 登山をしつつキャンプもしたい
- 長距離を歩きながらキャンプしたい
この辺を求めるのであれば軽量化も必要になってくるでしょう。
しかし私の場合、移動は車、登山は日帰り、長距離を歩く予定もありません。
なのでとりあえず軽量化にこだわる必要はないかなって。
ザックに収まる道具を選んでいくうちに、自然と軽量化されるくらいでOKって感じです。
それにとりあえずザックに収めるだけでも2つ利点があります。
- 部屋と車を往復しなくていい
- 「車乗り入れ不可」のキャンプ場も狙える
とりあえずキャンプへ行くのが楽になります。
ザック1つ持って家を出れば、そのままキャンプへGO!
面倒な車への積み込み、帰宅後の荷下ろしはありません。
「車乗り入れ不可」のキャンプ場も狙えます。
荷物が多いと車でサイトまで入れるオートキャンプ場を選びがち。駐車場から大量の荷物を運ぶのは大変ですからね。
しかしザック1つなら、駐車場とキャンプサイトを往復する必要がないので気軽に「車乗り入れ不可」のキャンプ場を選べます。
「車乗り入れ不可」ってだけで選択肢から外す人も多いので、キャンプブームの昨今、穴場を探すなら積極的に狙っていきたいくらいです。
こんな感じに、
って感じで道具集めが始まりました。
詰めていくバックパックはこれ!
さて、今回道具を詰めていくザックは山と道「three」になります。
というか写真は詰め終わってます笑。
山と道「three」のいいところは、
- 容量45Lがちょうどいい
- ロールトップが使いやすい
- かっこいい!!!
などがあります。
実はこれ、バックパックキャンプをするために購入したものではなく、1年半前にテント泊で登山がしたくて買ったものになります。
しかしまぁ日帰り登山で死にそうな私には気が早かったわけで。
もっぱら旅行用とかに使ってました。
ちなみに重量は686gです。
気になった方は公式サイトを見に行ってみてください。
【初期装備】バックパックキャンプ初心者の道具紹介
あくまで初期装備です。
もっといい物があるかもしれないし、改良できるところがあるかも。
バックパックキャンプのために新しく購入したものには見出しに☆マークを付けておきました。
シーズンによって少し内容は変動します。
テント系
わかりやすいよう、画像にそれぞれ番号を振ってあります。
①テント:シックスムーンデザインズ「ルナーソロ 2019」☆
収納サイズ | 28×φ10 (㎝) |
重さ | 740 (g) |
見た目に惚れて選びました。
ポール1本で設営できる簡単さも魅力の1つ。
しかしポールは買うところによって別売りだったりするので注意してください。(トレッキングポールなどでも対応できます)
やっぱりコンパクトなテントを選ぶと自然と軽いものになりますね。
②タープ:パーゴワークス「ニンジャタープ」☆
収納サイズ(実測) | 22×φ9 (㎝) |
重さ | 480 (g) |
ルナーソロに合わせたら絶対かっこいいと思って購入。
そこら中にループが付いていて色んな張り方が可能なタープです。
そのうちタープ泊もしてみたい。
パーゴワークスのギアを所有してみたかったというのもあります。
③:ペグ&張り綱類「流用品」
ペグ(22本)の重さ | 250 (g) |
張り綱(11本)の重さ | 135 (g) |
ペグや張り縄は「モンベル クロノスドーム2型」や「モンベル ミニタープHX」などから流用します。
テント×タープで何本必要かわからないのでかなり余裕をもってます。
④シート:グラバー「オールウェザーブランケット」
収納サイズ(実測) | 20×30×2 (㎝) |
重さ | 350 (g) |
これはもう2年くらい使ってるシートで、基本はテントの下へ敷くグランドシート用。
適度な厚みがあり地面の凹凸をカバーしてくれるので、テントの底が破ける心配がなくなります。
アルミが張ってあるので寒くてヤバい時は寝袋の上から被ってブーストも可能。
「これNASAが開発したんだぜ!」っていう豆知識も披露できます。
⑤トレッキングポール:カリマー「アルミトレッキングポール」
収納サイズ | 高さ65 (㎝) |
重さ(2本実測) | 400 (g) |
登山用に持っていたトレッキングポール。
MAX135㎝まで伸びるのでタープ設営用のポールとして使います。
最悪テントのポールが折れた場合の保険でもあります。
寝袋系
⑥寝袋:ナンガ「オーロラ600DX」
収納サイズ | 30×φ18 (㎝) |
重さ | 1250 (g) |
寝袋と言ったらナンガ。
中でも【山渓×NANGA】オーロラ600DXオールブラックは安くて高性能なのでおすすめです。(Amazonにはないかも)
快適温度-6℃となってますが、-8℃でも安眠できた実績があります。
さらに表生地が防水なのでシュラフカバーも不要。
安心と信頼の永久保証も熱いです。
⑦マット:サーマレスト「Zライト」
収納サイズ | 51×13×14 (㎝) |
重さ | 410 (g) |
このタイプのマットは収納サイズが大きいのが欠点です。
しかし設置も撤収も素早くできるので私はこっちの方が好き。
「Zライト」はアルミ蒸着なしモデルでR値1.7です。
サーマレストの定番はR値2.0の「Zライトソル」の方で、そっちはアルミ蒸着があり「Zライト」より断熱性が20%向上してるのでおすすめ。
しかし私は色が気にならなかったのであえて「Zライト」にしました。
※Amazonなどのショッピングサイトの説明文は間違ってる事があります。
正確な情報は公式サイトから。
チェア・テーブル系
⑧チェア:ヘリノックス「グランドチェア」
収納サイズ | 30×11φ (㎝) |
重さ | 640 (g) |
ロースタイル向けのコンパクトチェア。
高さが絶妙で過ごしやすく、愛用者も多いです。
しかしモンベルオンラインショップを見ても完売、一応商品リンクは貼ってありますが在庫が復活しない限りなかなか入手できないかも。
欲しい人は店舗を探してみてください。
⑨テーブル:エバニュー「Alu Table/light」
収納サイズ | 29.5×18.6×1.3 (cm) |
重さ | 173 (g) |
珍しいエバニューのテーブル。
購入からもうじき1年ですが使ってる人に合ったことがありません。
収納状態が薄くザックの背面にスッと入るのが魅力。
足を2本出すだけですぐ使える点もいいです。
ただし天板が火気厳禁なのが残念ポイント。
経験としてガスバーナーを使って問題が起きた事はありませんが、アルコールストーブは使えないし、熱々のクッカーも乗せられません。
過去に詳しく記事にしているので、気になった方は見てみてください↓
⑩風防:クローバー産業「ウインドガード」☆
収納サイズ | 8.5×25×3.5 (㎝) |
重さ | 95 (g) |
アルミ製が多い中プラダンで作られてる珍しい風防。
バーナーの火を風から守ります。
色が白いのがちょっと気に入らないので今度塗装するかも。
焚き火系
⑪焚火台:RSR「ネイチャーストーブ」☆
収納サイズ | 22×18 (㎝) |
重さ | 164 (g) |
圧倒的軽さの焚火台。
重量は気にしないって言ったけど、これはその軽さに驚いて買いました。
「ピコグリル 398」が約450g、「TABI」が約423gなので、164gがいかに軽いかわかると思います。
しっかりゴトクが付いていて「小型のかまど」って感じ。
ショッピングサイトでの販売はヤフーでしか見つかりませんでした。
人気があって売り切れることが多いので、売ってなかったら再入荷お知らせの設定をおすすめします。
⑫火消袋:NakedLabo「Ash sack」
サイズ | 30×25 (㎝) |
重さ | 125 (g) |
簡単に言うと耐熱性の袋。
焚火後の灰や炭を安全に消火し持ち帰ることができます。
一般的な火消缶と違いかさばらないのがgood。
販売はこちら↓(現在在庫なし)
調理系
⑬クッカー各種&バーナー
全部スタッキングして袋へ収納してあります。
サイズ | 16×7.3 (㎝) |
重さ(リッド込み) | 150 (g) |
一番外側の鍋がこれ。
容量的には1.3Lですが、安全に調理できるのは1.0Lくらいです。
冬キャンプでおでんとかするのにいいサイズ。
取っ手がなくリフターで扱うのがかっこいいと思ってます。
サイズ | 3.5×18.5 (㎝) |
重さ | 149 (g) |
上から蓋をしてるのがフライパン。
ある程度サイズがあるので調理しやすいです。
登山用クッカーのフライパンとか小さすぎて使いにくいのよね…。
クッカーコンボに合わせてリフターで扱えるよう、取っ手のないフライパンになっています。
その他内容は以下の通り。
(タップするとAmazonに飛びます。※Amazonアソシエイトを使用してます。)
クッカーもケトルもカップもあるので調理系はこれで完璧。
風防も持っていきますがバーナーはやっぱウインドマスターがコンパクトで安心ですね。
サイズ | φ12×4.5mm (㎝) |
重さ | 37 (g) |
これだけ外付けしたいので別にしてあります。
ザックにシェラカップぶら下げるのかっこいいよね??
重さは合計で727gです。
⑭水入れ:プラティパス「プラティ2Lボトル」
サイズ | 19×36 (㎝) |
重さ | 36 (g) |
水タンクはめっちゃかさばるので、ソフトタイプがおすすめ。
水が入っていない時に小さく丸められ、コンパクトに持ち運びできます。
水を入れると底面のマチが広がり自立するのもポイント。
⑮調味料各種
100均の袋にまとめてます。
サイズ | 10×φ3.5 (㎝) |
重さ | 60 (g) |
一番紹介したいのがこれ!
6種類の調味料をコンパクトに持ち運べます。
詳しく紹介してるので気になった人はどうぞ。
液体系調味料は安心と信頼のナルゲンです。
ソロなら容量は30mlで十分。
とりあえず醤油だけ常備してます。
これは「fam_mag Summer Issue 2020 (三才ムック)」の付録で、サラダ油を入れてます。
今のところ漏れもなく優秀。
重さは調味料をを入れた状態で合計211gです。
ランタンスタンド&ペグハンマー
⑯ランタンスタンド:FLYFLYGO「ランタンスタンド」
収納サイズ | 34×7 (㎝) |
重さ | 340 (g) |
軽量化を図るなら不要なんだろうけどあった方が快適です。
テーブルの上にランタンを置くより、少し高い位置の方が圧倒的に明るくなります。
ランタンぶら下げてるとなんかオシャレってのもある。
⑰ペグハンマー:MSR「ステイクハンマー」☆
サイズ | 28.5 (㎝) |
重さ | 312 (g) |
見た目が最高にかっこいい。
ずっと欲しかったので、「バックパックキャンプ始めるから!」って理由をつけて買いました。
その辺の石でいいやんってのは言わない約束です。
その他小物系
⑱小物ケース:オレゴニアンキャンパー「セミハードギアバッグS」
サイズ | 25×10×13 (㎝) |
重さ(実測) | 242 (g) |
重さは中の仕切りを外した状態での数値です。
これに小物系をまとめてます。
中身はこんな感じ。
多いのでざっと紹介します。
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焚き火系
- シルキー ゴムボーイ 万能目 210mm 121-21
- モーラナイフ Companion Heavy Duty Black (ステンレス)
- コニファーコーン アングルマスター
- Ribitek 火吹き棒
- モンベル ハンディスコップ
照明系
火気系
- SOTO マイクロトーチ アクティブ
- 薬莢マッチ入れ(ミリタリーショップで購入)
調理系
- SOTO デュオハンドル
- シリコンミニミトン(ダイソーで購入)
- ユニフレーム ギザ刃キャンプナイフ
- ユニフレーム カラカト
- モンベル スタックイン野箸
- プリムス ガスカートリッジホルダー
- ソト パワーガス250
全部収納した状態の重さが合計1465gです。
結構重いけどコンパクトなのでOK!
暖房系
⑲Viaggio+「ガスストーブ」
サイズ | 17.5×16 (㎝) |
重さ | 300 (g) |
私が使ってるのは在庫切れでした。
OD缶で使えるタイプでコンパクト。
意外と暖かいので去年から愛用してます。
持ってくガスは「PRIMUS 500G」。
そろそろパワーガスに変えます。
全部詰めるとこんな感じ!
さっきも見てもらった画像ですが、全部ザックに収まります。
外付けも多いけど収まったってことにしてください。
重さはジャスト10㎏。
これが一般的なバックパックキャンプで重いのか軽いのかはわかりません。
ちなみに知り合いのバックパックキャンプをやってるUL(ウルトラライト)勢は8㎏とかだったりします。
マジでどうなってんのよってレベル。
けど私的にはちょっと背負って歩く分につらくないので10kgで全然OKです。
ちなみにクーラーボックスはまだ模索中なので12Lのやつを手に持っていきます。
1泊2日想定、しかも冬キャンプで汗もかかないので着替えはなしです。
バックパックキャンプは準備から楽しい!
今までは車に好き勝手積んでいたのでデザイン重視で道具を探してきました。
けど今はコンパクトさをメインに探しています。
その結果、
- シックスムーンデザインズ
- シートゥーサミット
- ローカスギア
- グラナイトギア
- パーゴワークス
パッと思いつくだけでもこんなに新しいメーカーと出会いました。
この辺聞いたことない人も多いんじゃないかな?
目線が変わると出会うメーカーやギアが変わります。
これがめっちゃ楽しいんですよ。
続報をお楽しみに!
これからこの道具を使ってキャンプをしてる様子や、個別のギアレビュー記事をあげていくつもりです。
ファーストインプレッションから、使い込んでわかってきた事など書いていくのでお楽しみに!!
ではまた~。