どうも、パル(@CampQuestion0)です。皆さんコーヒーはお好きでしょうか?私は大好きなのですが、ある時に気づいてしまいました。
「コーヒーって人に淹れて貰った方が美味しくない?」
真心とかそう言った話ではなく、何回自分で淹れても満足のいく仕上がりにはならない。
そう、ヘタクソなのです。
今回はそんな下手くそでも美味いコーヒーが淹れられるのでは?と思い購入したアイテム、コールマン『パルテノンコーヒードリッパー』をご紹介します。
もちろんキャンプでも使用できますが、今回は自宅用として購入したので室内で紹介していきます。
1.スペック
サイズ | Φ9.5×7 (cm) |
重量 | 150 (g) |
素材 | ステンレス |
2.パーツ
パーツは全部で2つ。
左側が「お湯注ぐやつ」←名前わからん…
右側が「メッシュフィルター」
写真には写っていませんが、コールマンでよくあるメッシュの収納袋も付属していました。
3.使い方
①豆を用意して挽く
今回は『ゲイシャ エチオピア』を用意しました。少し値は張りますが甘味と酸味がはっきりしていて個人的に一押しの豆なので是非試してみてください。
ミルで挽いていきます。
今回は20g挽きました。
後で説明しますがポイントとしては豆の量を少し多め、挽き具合を少し粗目にすることです。
②メッシュフィルターをセット
底面にステンレスメッシュフィルターが付いている方をマグカップにセット。
挽いた豆を入れます。
③お湯注ぐやつをセット
21個の穴が開いている方をメッシュフィルターの上にセット。
下から順に、
マグカップ → メッシュフィルター → お湯注ぐやつ
となれば準備完了です。
④お湯を注ぐ
お湯注ぐやつにお湯を注ぎます。
すると注がれたお湯がメッシュフィルター部へと落ちておきます。
これも後で説明しますが、お湯は一気に大量に注ぐのではなく少しずつ注ぐようにしましょう。
この時なにが起きているかというと、お湯注ぐやつの各穴からポタポタとお湯が落ちで少しずつドリップされています。
⑤完成
ある程度お湯を注いだら完成です。
4.気になるお味は?
これがまぁ美味しい。
ハンドドリップと違い注ぐ際に「の」を描く必要がなく、注ぐ速度も穴から勝手にお湯が落ちるのでほぼ一定。
半自動で淹れられるので熟練された腕が必要ありません。
そう、ヘタクソでも美味しく淹れる事ができるのです。
美味しさの要因の1つかな?と思うのが豆の油分が残る事。写真の矢印部分にうっすら浮かんでいるテカテカした部分がわかるでしょうか。
いつもはペーパーフィルターを使用しているので油分がペーパーに奪われてしまいますが、ステンレスフィルターなので豆の油分がしっかり残るのです。
一般的に油分が無いとサッパリした印象になり、油分があるとコクがあり甘く感じると言われています。
強いてデメリットを上げるとすればフィルターが使い捨てではない分、使用の度に清掃の手間がある事でしょうか。
ですが清掃といっても水で洗い流せば結構綺麗になるし、逆に言えばペーパーフィルターのゴミが出ない分エコ&経済的ともいえるので全然許容できます。
5.美味しく淹れるポイント
元々コーヒーを淹れるのがヘタクソな人間なので偉そうな事は言えませんが、何回かこの『パルテノンコーヒードリッパー』を使ってわかったポイントを紹介していきます。
①豆を挽く時は多め、粗目
豆を挽く時はいつもより少し多め、そしていつもより少し粗目。なぜかと言うとステンレスメッシュの網目がかなり細かいからです。
最初いつもセットしてある状態で豆を挽いたのですが、メッシュに詰まってしまい上手くドリップする事ができませんでした。
次に豆を少し粗く挽いて淹れたところ、すんなりドリップはされるのですが抽出時間が早すぎて味が薄い。
それならばと抽出時間を延ばす為豆を増やした結果満足のいく仕上がりになりました。
こうして辿り着いた答えが、少し多め、少し粗目です。
まぁ結局のところ好みは人それぞれ、豆の種類や気分でも変わってくるので何回か試していき自分に合うベストを探してみてください。
ドリップの技術がいらない分、1度ベストな豆の量と挽き具合に出会えれば毎回同じ仕上がりで淹れることがこの『パルテノンコーヒードリッパー』の強みだと思います。
②お湯は少しずつ注ぐ
最初に少し注いで蒸らし40秒というのは有名ですが、これはそれとは別に抽出スピードの調整の為になります。
先ほどの写真を見るとまるでシャワーのような勢いでお湯が落ちているのがわかると思いますが、これは「お湯注ぐやつ」の淵までお湯を入れて写真を撮ったからです。
水圧の関係で一度に注ぐお湯の量は穴から出るお湯の勢いに比例します。つまり一気に注げば注ぐほど抽出時間が短くなりコーヒーが薄くなるのです。
その分豆を増やせばいいのかもしれませんが流石にもったいないので、三分の一まで注ぐ→減ってきたらまた三分の一まで注ぐ、私の場合これを繰り返して抽出する勢いを調整しています。
正直これが正しい淹れ方なのかわかりません。あくまで私はこうした方が美味しく感じたというだけなので参考程度でお願いします。
6.まとめ
どうだったでしょうか?
個人的には大満足。
目的であった『ヘタクソにも美味しいコーヒーを』という目標をしっかり達成できるいいアイテムでした。
ただ最初に書いた通り収納面では嵩張るのでこれは家用として、キャンプではユニフレーム『コーヒーバネット』を使ってハンドドリップを練習していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。