こんにちは!パルです。
今回は焚火台をかさ上げして地面を保護するアイテム、テンマクデザイン「焚火台ベーススタンド」をレビューしていきます!
- 焚火台ベーススタンドの種類とスペック
- 焚火台ベーススタンドの特徴5つと使い勝手
わたしはソロ用の焚火台としてRSR「ネーチャーストーブ」などをよく使うんですが、
地面までの距離が近すぎて芝生サイトなどで使えず困ってました。
一応スパッタシートやカーボンシートは持っていますが、あれでは熱を防ぐことはできません。
以前、試しに角材の上にカーボンシートを敷いて使ってみたところ、
ものの10分で角材が焦げる結果に。
これじゃ地面を痛めるのは当たり前ですね。
そんな時に便利なのがテンマクデザイン「焚火台ベーススタンド」です。
写真の通りこの上に焚火台を置いて使用することで、地面にダメージを与えることなく安心して焚火ができるという代物。
最近は「アルミテーブル×ステンレストレー」という組み合わせでかさ上げしてましたが、これからはこれ1つで済むようになりそうです。
実際にキャンプで使ってきたので参考にしてみてください!
焚火台ベーススタンドの種類とスペック
焚火台ベーススタンドの種類は3つ。
- 焚火台ベーススタンド S
- 焚火台ベーススタンド M
- 焚火台ベーススタンド L
名前の通り違いはサイズだけ。
それぞれのスペックは以下の通りです。
焚火台ベーススタンド S
素材 | SUS430 |
サイズ | 237×257×80mm |
重量 | 約0.6kg |
静耐荷重 | 約15kg |
一番小さなモデル。
ソロ用の焚火台や、コンパクトグリルに丁度いいサイズです。
わたしは今回これを買いました。
焚火台ベーススタンド M
素材 | SUS430 |
サイズ | 330×420×150mm |
重量 | 約1.22kg |
静耐荷重 | 約20kg |
真ん中のサイズ。
天板サイズ330×420mmなので、思ったより対応できる焚火台が多いです。
焚火台ベーススタンド L
素材 | SUS430 |
サイズ | 520×430×150mm |
重量 | 約2.33kg |
静耐荷重 | 約25kg |
一番大きなモデル。
ファミリー向けの大きな焚火台でも対応できるサイズです。
どれを選べばいいの?
順番に紹介されても比較しづらいですよね。
違いがわかりやすいように一覧にしてみました。
(素材はすべて同じSUS430なので省略)
S | M | L | |
サイズ(mm) | 237×257×80 | 330×420×150 | 520×430×150 |
重量(kg) | 0.6 | 1.22 | 2.33 |
静耐荷重(kg) | 15 | 20 | 25 |
サイズアップに伴って、重量、静耐荷重が増していく感じですね。
Sサイズだけ高さが80mmなので注意。
自分の使ってる焚火台のサイズを調べて、しっかり合うサイズを選びましょう。
公式ページからの引用ですが、
あえて大きめサイズを買ってコンパクト焚火台と組み合わせる
という使い方もできます。
焚火台ベーススタンドの特徴5つと使い勝手
ここからは実際にキャンプで使ってみて感じた特徴・使い勝手をご紹介。
全部で5つ、それぞれ解説していきます!
①組み立てなし!即焚火開始!!
折り畳んである脚を立てるだけ。
流石に組み立てなしは盛りましたが、
使いたい時にパッと開きすぐ焚火に移れます。
どんなに物が良くても組み立てが面倒だと使わなくなるので、この使いやすさは結構重要なポイントだったり。
②薪をガンガン乗せても安定感◎
そもそも使ってる焚火台がコンパクトなのでそんなに薪は乗せられませんが、
どれだけ乗せても不安は感じません。
今回の使用では熱による変形もなく頑丈そのもの。
オールステンレス製&静止耐荷重15kgは伊達じゃないですね。
ウッドストーブでも使ってみました。
こちらも問題なし!
端の方へウッドストーブを寄せ、空いたスペースから薪を入れて、燃えていくにつれて奥に押し込むような焚火の仕方もやりやすかったです。
③熱・燃えカスはしっかりブロック!
一番重要な熱問題。
わたしの使用環境だと焚火台ベーススタンドの高さ8cmがあれば、
地面に熱は届きませんでした。
写真の通り焚火をしながら下に手を入れて確認しましたが、手のひらがやんわり温かいくらいで地面は冷たかったです。
また焚火台ベーススタンドは縁があるので、
燃え落ちた薪の端っことかも地面に落ちることはありません。
これなら地面にダメージを与える心配なく焚火を楽しむことができます。
④使用後の手入れが簡単
使用後は燃えカスを処理し、ウェットティッシュでサッと拭いてお手入れ完了。
造りがシンプルなので細かい清掃など面倒なことはありません。
焼き色やコゲは残りますが、使い込んでる感が増すのでOK。
多少汚れた状態でも付属の収納ケースに入れてしまえば他の道具を汚すことはありません。
わたしは焚火台もセットでケースに入れてます。
⑤運搬はそこまで邪魔にならない(けど重い)
収納状態は2㎝の板状なので運搬はしやすいと思います。
道具ケースにサッと入れるもよし、バックパックの背面にいれるもよし。
ただし重さを気にするバックパックキャンプの場合、
せっかく軽量な焚火台を使ってるのに、600gもある焚火台ベーススタンドを使うのは本末転倒。
わたしの場合、RSRの焚火台164gに対して、焚火台ベーススタンド600gですからね…。
長距離を歩くようなバックパックキャンプの場合は向いてないと思います。
【まとめ】安心して焚火を楽しむ為に買って損なし!
- 芝生を燃やしてしまうかも
- 地面にダメージを与えるかも
こんな気持ちを抱えていては焚火を充分楽しめませんよね。
そんな時こそ「焚火台ベーススタンド」の出番です。
現地にいくまで地面の状況がわからない時も、とりあえず持っていけば間違いありません。
どんな状況でも地面にダメージを与えることなく安心して焚火ができる。
これは大きな利点だと思います。
もちろん焚火を禁止しているキャンプ場ではスタンドを使ってもダメですよ?
ルールはしっかり守って楽しんでいきましょう!
ではまた~