こんにちは!パルです。
ガスバーナーがあるのに、キャンプを続けてると何故か欲しくなるアルコールストーブ。
中でも有名なエバニュー「チタンアルコールストーブ」を検討してる人が多いのではないでしょうか?
実際わたしも数あるアルコールストーブからエバニュー「チタンアルコールストーブ」を選び4年間使用しています。
今回はそんなエバニュー「チタンアルコールストーブ」を詳しく解説していくと共に、スタッキング例を5つ紹介します!
エバニュー「チタンアルコールストーブ」のスペック
サイズ | 外径7.1(内径3.9)×高さ4.2cm |
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重さ | 34g |
素材 | チタニウム |
燃料容量 | 70ml |
エバニューは日本のアウトドア用品メーカー。
販売するギアは総じてクオリティが高く、特にチタン製品に力を入れているメーカーになります。
今回紹介する「チタンアルコールストーブ」もAmazonレビュー1447件で星4.5。(2022.2時点)
多くの購入者が満足しているのがわかりますね!流石エバニューです。
エバニュー「チタンアルコールストーブ」の特徴
①チタン製で軽量&頑丈
一番の特徴はチタン製であること。
チタンは軽量で強度も高く、耐食性にも優れた素晴らしい金属です。
その重量は実測36g。めちゃ軽い。
エバニューのステンレス製アルコールストーブ「アルコールバーナー(EBY249)」が155g。
トランギア真鍮製アルコールストーブ「アルコールバーナー(TRB25)」が110g。
比べてみるとチタンの36gが圧倒的軽さだとわかると思います。
またアルコールストーブは構造がシンプルで故障しにくいと言われています。
そこにチタンの強度&耐食性が加わっているので、4年間使用してもまったく壊れる気配はありません。
チタン特有の焼け色もいいですよね…!!!
この焼け色が好きでエバニュー「チタンアルコールストーブ」を選ぶ人がいるくらい、好きな人には堪らない要素です。
②メモリ付きで燃料が計画的に使える
内側に30mlと60mlのメモリがあります。
これを見ながら燃料のアルコールを入れれば、はかることなく注ぐ量を把握できます。
反対側に1oz(29.574ml)と2oz(59.147ml)のメモリがあります。
これらのメモリを利用しつつ、
30mlのアルコールで約5分間燃焼し、およそ400mlのお湯を沸かす事が出来る。(エバニュー公式サイトより)
これを頭に入れておくと計画的に燃料の運用ができます。
大体アルコール1mlで、水13.3mlが沸かせる計算ですね!
- 登山でお昼にカップ麺を食べる
- 食後はコーヒーを飲む
例えばこういった場合、
カップ麺に必要な350ml、コーヒーに必要な150ml、合計500mlを沸かすことになります。
計算すると、500÷13.3=約37.6ml。
500mlを沸かすのに最低約40mlアルコールが必要で、余裕をもって50mlは必要かなってことがわかります。
あとは実際にメモリを見ながら、カップラーメンを作るときに40ml、コーヒーに10ml使うだけ。
計画的に燃料を用意して、計画的に使うことができます。
特にエバニュー「チタンアルコールストーブ」は火消し蓋が無いので、必要な量の燃料を把握して使うことが大切です!
➂二重構造で力強い燃焼
炎が出る部分が中央の1箇所だけでなく、側面と合わせて2重になっています。
写真左側のソロストーブ「ソロアルコールバーナー」は炎の出る穴が1周なのに対し、右側のエバニュー「チタンアルコールストーブ」は内周と外周があって2重構造なのがわかると思います。
これによって加熱面積が広くなり、アルコールの気化を促し、他のアルコールストーブでは比類のない強火力で燃焼します。
わたしの持っているアルコールストーブの中でも、間違いなく断トツに高火力です。
ただし高火力な代わりに燃焼時間は短くなっているので注意が必要です。
エバニュー「チタンアルコールストーブ」の使い方
メインの用途は湯沸かし!
先程も説明した通り、エバニュー「チタンアルコールストーブ」は高火力です。
そして蓋がないので、火力調整も火を消すこともできません。
つまり、常に強火、かつ燃え尽きるまで止まらない。
調理に向いていないのは明確ですよね。
チタンアルコールストーブは湯沸かし専用!と割り切った方が、むしろ使いどころがわかりやすいと思います。
調理に使いたい場合は、ポトフやおでんなどの汁物系がおすすめです。
エバニュー「アルコールストーブ」のスタッキング例5選
①スノーピーク「チタンシングルマグ450」でスタッキング
キャンプや登山というよりは、ちょっとしたハイキングや釣り等で暖かいものが飲みたい時に使います。
中身を広げるとこんな感じです。
1つ1つ紹介すると長くなるので一覧でご紹介。名前がすべてAmazonリンクになってます。
注意点として、スノーピーク「チタンシングルマグ450」で直接お湯を沸かすことになるので、取っ手や飲み口が熱くなります。
飲み物が少し冷めて飲めるくらいなると持てるようになるので、火傷しないようにしばらく待ちましょう。
重さは、燃料30lmが入った状態で212gです。
②エバニュー「チタンカップ400FD」でスタッキング
キャンプや登山で軽めの食事を想定した時に使う、1番使うことが多い組み合わせです。
中身を広げるとこんな感じ。
紹介が被るものは省いて一覧にします。
350ml程度のお湯を沸かす事が可能。
カップ麺、カップヌードルリフィル、フリーズドライ、アルファ米、などなど食事に使う最低限の湯沸かしができます。
重さは129gです。
➂エバニュー「チタンカップ570」でスタッキング
②の内容にエバニュー「チタンカップ570」を追加したスタッキングです。
中身を広げるとこんな感じ。
400FDだけだと食事に使うお湯で精一杯ですが、チタンカップ570を使うと食事+飲み物のお湯を沸かすことができます。
単純に食器も1つ増えるので使い勝手もUP。
チタンカップ570で450mlのお湯を沸かし、150mlは400FDへ注いでコーヒーに。残りの300mlでカップ麺作ったりできます。
重さは206gです。
④エバニュー「ウルトラライトクッカー2」でスタッキング
➂の内容にエバニュー「ウルトラライトクッカー2」を追加したスタッキング。
1番内容が多いスタッキングになります。
中身を広げるとこんな感じ。
エバニュー「ウルトラライトクッカー2」のサイズになると、今まで使用してたTiフーボーが干渉してしまいます。
そこでチタンゴトクTriveTi×Tiフーボーの組み合わせを、ミニュークX-MeshStoveのLサイズに変更しています。
容量が900mlあるエバニュー「ウルトラライトクッカー2」があれば、2人分の食事に使うお湯を沸かすことができます。
重さは301gです。
⑤キャプテンスタッグ「ステンレスラーメンクッカー」でスタッキング
キャプテンスタッグ「ステンレスラーメンクッカー」、ベルモント「シェラカップ」を使ったスタッキング。
中身を広げるとこんな感じ。
名前の通りキャプテンスタッグ「ステンレスラーメンクッカー」は、カップラーメンリフィルを調理できるサイズになってます。
X-カップもスタッキングできるので、ラーメンクッカーでお湯を沸かし、X-カップで温かいものを飲むといった使い方もできます。
重さは344gです。
【まとめ】エバニュー「チタンアルコールストーブ」
エバニュー「チタンアルコールストーブ」のレビューと、スタッキング例を紹介しました。
チタン製なので軽量&頑丈、メモリ付きで燃料管理も簡単です。
実際に4年間使用して買ってよかったと思っています。オススメ!!!
ただし高火力な反面、火力調整ができない欠点もあるので、自分の用途に合っているか考えて検討してみてください。
ではまた~