こんにちは!パルです。
段々暑くなってきて夏キャンプシーズンが近づいていますね。
そんな夏キャンプで活躍するアイテムがサーモス「保冷缶ホルダー」です。
これですね↑
そしてこれからサーモスの保冷缶ホルダーを購入しようって人が迷うのが、
高い方(左側)と安い方(右側)で差があるのか
これだと思います。
Amazon価格で高い方が2359円、安い方が1291円。(2022.5時点)
購入にあたり約2倍の価格差があればそりゃ気になりますよね。
今回は両方持っているわたしが、スペックと性能2つの観点から比較検証してみたので詳しく紹介していきます。
- 夏キャンプに向けて保冷缶ホルダーが欲しい!
- でもどっちがいいのかわからない!
こんな人はぜひ参考にしてみてください。
サーモス「保冷缶ホルダー」の違いを比較!①スペック
高さ
- 高い方が13cm
- 安い方が11.5cm
安い方が1.5cmコンパクト。情報は公式HPを参考にしています。
高い方は直接飲み物を入れるタンブラーとして使えるように作られていて、透明の飲み口が付いているぶん高さが増えている感じです。
しかし保冷缶ホルダーとして使うなら透明の飲み口は不要。むしろ外さないと使えません。
そうなると高さは同じ11.5cmになります。
タンブラーとして使う予定がなく、保冷缶ホルダーとしてだけ使うならあまり差はありません。
太さ
- 高い方が7.5cm
- 安い方が7.5cm
スペック上だと太さは同じ。
しかし実際に持ってみると安い方が細く感じます。
怪しく思い実測してところ、高い方が7.5cm、安い方が6.8cmでした。
安い方が0.7cm細いですね。
どっちの方が持ちやすいかは個人差があると思いますが、わたしは細い方が持ちやすく感じました。
もしかしたら高い方が太いぶん真空層が厚く、性能が上なのかもしれません。
重さ
- 高い方が195g
- 安い方が142g
実測で安い方が53g軽いです。
しかしこれも高い方は飲み口が付いている影響が大きいですね。
飲み口を外すと165g。
安い方との差は23gまで縮まります。
それでもまだ安い方が少し軽いですね。
実際に持ってみてあまり差は感じませんでしたが、バックパックキャンプのような重さにシビアなスタイルでは気になる点かもしれません。
カラーリング
- 高い方が4種類
- 安い方が6種類
発売が早いこともあり安い方が2種類カラーが多いです。
カラーリングの内容を比較してみても、高い方はメタリック調でかっこいい系。安い方はマッド調でかわいい系。
結構差があります。
高い方がアウトドア感が強いですが、安い方のオレンジやライムグリーンもキャンプサイトで映えそう。
この辺は好みになりそうですね。
サーモス「保冷缶ホルダー」の違いを比較!②性能
ここからは高い方と安い方で性能差があるのか検証していきます。
検証時間は30分×6回の合計3時間。
検証方法は直前まで冷蔵庫で冷やしてあったサイダー3本を使い、
- そのまま
- 高い方の保冷缶ホルダー
- 安い方の保冷缶ホルダー
に分けて温度計で観察していきます。
温度計はタニタ「スティック温度計」を使用。-50℃~240℃まで測れるものになっています。
【9:00】実験スタート
スタート時の温度はすべて7.0℃なのを確認済み。
それぞれ保冷缶ホルダーに入れて写真を撮るまでの間に、そのままのやつは7.6℃まで上がってました。
検証をスタートしていきます。
【9:30】30分経過
- そのまま→12.5℃(↑5.5)
- 高い方→9.0℃(↑2.0)
- 安い方→7.1℃(↑0.1)
そのまま置いてあるサイダーは12.5℃。7℃スタートで考えると5.5℃上昇しました。
注目なのが保冷缶ホルダーの方。
高い方が2℃上昇しているのに対し、安い方は0.1℃しか上昇していません。
横にそのまま置いてあるサイダーの冷気が影響しているのか、安い方が性能がいいのか。
経過を観察していきます。
【10:00】1時間経過
- そのまま→15.8℃(↑3.3)
- 高い方→10.5℃(↑1.5)
- 安い方→8.9℃(↑1.8)
()の中は30分ごとの上昇率を入れています。
そのままの場合12.5℃→15.8℃なので(↑3.3)って感じですね。
上昇率をみると、この30分は高い方が保冷できているのがわかります。
【10:30】1時間30分経過
- そのまま→17.9℃(↑2.1)
- 高い方→12.0℃(↑1.5)
- 安い方→10.7℃(↑1.8)
高い方も安い方もさっきの30分と同じ上昇率。
どちらも安定した保冷性を発揮しています。
合計3時間の検証結果は?
そろそろダレてくるので残りはまとめてご紹介します。
3時間の検証結果は以下の通りでした。
そのまま | 高い方 | 安い方 | |
30min | 12.5℃ | 9.0℃ | 7.1℃ |
60min | 15.8℃ | 10.5℃ | 8.9℃ |
90min | 17.9℃ | 12.0℃ | 10.7℃ |
120min | 19.2℃ | 13.1℃ | 12.0℃ |
150min | 20.0℃ | 14.3℃ | 13.3℃ |
180min | 20.6℃ | 15.8℃ | 14.5℃ |
ぱっと見の数字は安い方が保冷できているように見えます。
しかし最初の30分で約2℃あった差は段々1℃程度に縮まり、温度上昇率を見ても大差なし。
高い方と安い方の性能差はない!
と言っていいでしょう。
所詮は素人検証なので、1~2℃は何かしらの要因で起きる誤差の範囲だと思ってください。
【まとめ】サーモスの保冷缶ホルダーを比較検証!高い方と安い方の違いを解説します
高い方と安い方の性能差はない!
これが答えです。
じゃあ何で選ぶべきなのか。
性能差を気にせずデザインと価格で選んでください。
- 性能差がないなら安い方一択!
- 高くてもデザインが好きな方がいい!
- 安くてシンプルデザイン!最高!!
どれもアリだと思います。
高い方はタンブラーとしても使えるのでその点も加味してみてください。
わたしは既に安い方を持っていましたが、倍の値段を出してでも高い方がかっこよくて好きなので買いなおしました。
雰囲気を楽しむキャンプにおいて、お気に入りのギアを増やすのは重要なことだと思います。
どちらを買ってもそのまま置いておくより5℃~7℃冷たさをキープする性能があります。
夏キャンプで活躍することは間違いなし。
なんなら家でも活躍しています。
この記事が購入の参考になれば幸いです!
ではまた~