こんにちは!パルです。
なかなかシェラカップ単体の記事ってありませんよね。そもそも書くことそんなにないし。
当然わたしも書いてこなかったですが、しばらく使ってみて「これはいいものだ…」となり紹介したくなりました。
それがTSBBQ「ステンレスシェラカップ」です。
まず美しい。
内面鏡面磨きのシェラカップは珍しく、輝いていて見た目から惹かれるものがあります。
そしてこのシェラカップ美しいだけじゃありません。
- 味を左右するほどの口当たりの良さ
- 洗いやすく乾きやすい衛生面の良さ
- 汚れが落ちやすい使い勝手の良さ
- 人と被らない独自性
紹介したくなったポイントがたくさんあります。だから記事にしてみました。
この記事では実際に使って感じたTSBBQ「ステンレスシェラカップ」のおすすめポイントを詳しく紹介していきます。
ぜひ購入の参考にしてみてください。
TSBBQ「ステンレスシェラカップ」のスペック
サイズ | 全長175mm、カップ外径120mm、底面77mm、高さ52mm |
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容量 | 320ml |
素材 | 18-8ステンレス |
重さ | 82g |
製造 | 新潟県燕三条市 |
はい出ました。日本を誇る金物の町「新潟県燕三条市」。大好きです。
燕三条とは新潟県の燕市と三条市を合わせた呼称のこと。
燕市にはユニフレーム。三条市にはスノーピーク、村の鍛冶屋、キャプテンスタッグ、ベルモントなどがあります。
自分の知っているメーカー、特に自分の好きなメーカーがある町は推したくなりますよね。
今回紹介するTSBBQは株式会社山谷産業という会社のブランドで、実は村の鍛冶屋と同じ会社。エリッゼステークでお世話になってます。
TSBBQは1979年設立の株式会社山谷産業が、
おしゃれで、気がきいていて、しかも簡単!スタイリッシュなバーベキュースタイルを提案するアウトドア用品のブランド。
引用:株式会社山谷産業HP
というコンセプトで立ち上げたブランド。
ブランド名の頭文字にTS(T:燕、S:三条)を冠している点からもこだわりを感じます。
TSBBQ「ステンレスシェラカップ」の外観
やっぱり鏡面磨きが美しい。
パッと見で造りの良さがわかるし所有欲が満たされます。
これはハイボールを入れた写真。
鏡面磨きに太陽が反射して輝いています。
シェラカップを動かす度にキラキラ輝く様子はなかなか美しく眺めていたくなります。
ちなみに内側には100ml、200ml、2つのメモリがあり計量に使えます。
米1合に対してのメモリがあるのがちょっと特徴的。
他のシェラカップとの違いは鏡面磨きだけではありません。
ハンドルがフチ巻きされていないのも特徴の1つです。
写真左が一般的なシェラカップの形で、ハンドルを巻き込む形で固定しています。
それに対して写真右のTSBBQ「ステンレスシェラカップ」は溶接で留めています。
「フチ巻きがないと何がいいの?」
という疑問には後で詳しく解説していきます。
またハンドルは持った時指に馴染むカーブになっていてフィット感よし。
重さのあるステンレス製でも指の負担が軽減されるよう、細かいところまでしっかり作られています。
TSBBQ「ステンレスシェラカップ」のおすすめポイント
ここからはTSBBQ「ステンレスシェラカップ」のおすすめポイント紹介していきます。
おすすめポイントは全部で4つ。
- 味を左右するほどの口当たりの良さ
- 洗いやすく乾きやすい衛生面の良さ
- 汚れが落ちやすい使い勝手の良さ
- 人と被らない独自性
それぞれ詳しく紹介していきます。
①味を左右するほどの口当たりの良さ
まずハンドルのフチ巻きがされていない恩恵にフチの薄さがあります。普通のシェラカップではありえない薄さですよね。
これのおかげで口当たりがめちゃくちゃいいです。
薄張りのグラスを使ったことがある人はあれに近い感覚だと思ってください。
そしてフチの薄さだけでなくこの絶妙な角度。
公式サイトの紹介文に書いてあったんですがこれも口当たりに影響しているみたいです。
薄ければいいってだけでなく、角度までこだわって作られているなんて驚きですよね。
この恩恵は特にコーヒーやウイスキーを飲むときに感じます。
率直に「口当たりって重要なんだな」って思いました。素人のわたしでも表現しづらいですが違いを感じます。
表現が難しく嘘くさいのはわかるんですが、こればっかりは感覚のお話なのでしょうがないですね…。
薄いと言っても口を切りそうな鋭さは一切感じません。
当たり前と言えばそうですが、こういった絶妙な加工技術はさすが燕三条製です。
②洗いやすく乾きやすい衛生面の良さ
ハンドルのフチ巻きがない恩恵は口当たりだけではありません。
フチ巻き部分に汚れがたまらないので衛生的です。
例えば上の写真にコーヒーの汚れがあるのがわかると思います。
TSBBQ「ステンレスシェラカップ」であれば、ウェットティッシュで簡単に汚れを拭き取ることができます。
これって普通のシェラカップではありえないことです。
通常のシェラカップの場合、フチにハンドルが巻き込まれているので汚れが溜まります。
先ほどのようにコーヒーならマシかもしれませんが、食事中に使い食べカスが溜まっていくと考えるとちょっとゾッとします。
しかも洗いにくい&乾きにくいで結構不衛生。
まぁ正直わたしはそこまで気にするタイプではないんですが、衛生的なのに越したことはありませんよね。
➂汚れが落ちやすい使い勝手の良さ
こんな感じで汚れた状態でも内面鏡面磨きがいい仕事をするのか、ツルっと汚れが落ちます。
ウェットティッシュで拭けばこの通り。
シェラカップをウェットティッシュで拭いて使いまわすシーンってよくありますよね。
使いたい時にさっと拭いて、すぐ使える使い勝手の良さは魅力的です。
今まで使っていたチタン製のシェラカップは、少し時間が経った汚れが取れにくい感じがありました。
しかしTSBBQ「ステンレスシェラカップ」に変えてキャンプがちょっと快適になりました。
④人と被らない独自性
このシェラカップ、使っている人がなかなかいません。いいものなのに不思議。
「変わったシェラカップ使ってるね!」
実際にキャンプ友達から言われた言葉です。
しかしそれは独自性があるってこと。
“自分だけ知ってるいいもの使う”というのはなかなか気持ちがいいものがあります。
それとオフ会でよくある【どれが誰のシェラカップ問題】からも解放されます。
人と被らないものが好きな人におすすめです。
TSBBQ「ステンレスシェラカップ」の欠点・注意点
ここからはTSBBQ「ステンレスシェラカップ」の欠点・注意点を紹介していきます。
ポイントは全部で2つ。
- ステンレス製なので重さがある
- 直火すると熱が取っ手に伝わりやすい
それぞれ詳しく紹介していきます。
①ステンレス製なので重さがある
TSBBQ「ステンレスシェラカップ」はその名の通りステンレス製。
重量は実測85gあります。
それに対して軽量シェラカップの王道、スノーピーク「チタンシェラカップ(E-104)」は実測36g。
約50gの差があります。
車でキャンプする人は気にしなくていいと思いますが、重さを気にするキャンプスタイルの場合は選択肢から外れるかもしれません。
②直火すると熱が取っ手に伝わりやすい
通常のシェラカップの場合、本体とハンドルが別体なので、直火で熱した場合でもハンドルを持つことができます。
しかしTSBBQ「ステンレスシェラカップ」の場合取っ手まで熱々で持てません。
シェラカップ本体と同じ素材のハンドルが溶接されているので、同じように熱が伝わるのは当然のことですね。
これはハンドルがフチ巻きではなく、本体に溶接されているゆえの欠点です。
しかしこの欠点はメーカーも想定済みなようで専用のシリコンハンドルが出ています。
直火にかけて使いたい人は合わせて買うと便利になると思います。
【まとめ】TSBBQ「ステンレスシェラカップ」
TSBBQ「ステンレスシェラカップ」をレビューしました。
記事内で紹介した通り、
- 味を左右するほどの口当たりの良さ
- 洗いやすく乾きやすい衛生面の良さ
- 汚れが落ちやすい使い勝手の良さ
- 人と被らない独自性
などたくさんのおすすめポイントがあります。
正直使う前はシェラカップ1つでこんなに書けるなんて思ってませんでした。
このシェラカップ、間違いなくいいものです。
- 口当たりの良さを求める人
- フチ巻きの衛生面が気になってた人
- シェラカップをよく使いまわす人
- 人と被らないギアが好きな人
こんな人はぜひ購入を検討してみてください!
ではまた~