こんにちは、パルです。
すっかり冬キャンプシーズンですね。
キャンプガチ勢にとってはシーズンインなわけですが、
私はこの時期になると、キャンプチェアに関する2つの悩みがありました。
- キャンプチェアの背面が寒い!
- 焚火の火の粉で穴が空きそう!
みなさんも感じた事があるのでは?
特にヘリノックス「チェアワン」、「グラウンドチェア」あたりを一年中使ってる人!!
背中寒くないですか?
私はチェアワンもどき(中華製)、グラウンドチェアを一年中使ってますが寒いんですよ…。
そして寒いからって焚火をすると穴が空くという…。
しかし!!!
この悩みをまとめて解決してくれるキャンプギアがありました。
それが、オレゴニアンキャンパー「Fireproofコンパクトチェアカバー」です。
※名前が長いので以降オレゴニアンキャンパー「チェアカバー」と表記します。
- オレゴニアンキャンパー「チェアカバー」のスペック
- どんなチェアに使えるの?自分のチェアに使えるか知りたい!
- オレゴニアンキャンパー「チェアカバー」は燃えないし暖かいらしい
- 実際に最低気温-5℃で使用してみた感想!
- オレゴニアンキャンパー「チェアカバー」は冬キャンプの必需品になった
実際にキャンプで使ってきた様子もあります。
それでは解説スタート!
オレゴニアンキャンパー「チェアカバー」のスペック
サイズ | 88×94 (㎝) |
重さ(実測) | 252 (g) |
素材 | ポリエステル(100%) |
生産国 | 中国 |
形状がクシャッとしていてサイズ感がわかりにくいと思います。
次項で実際にチェアへ装着してるので、サイズの参考にしてください。
どんなチェアに使えるの?自分のチェアに使えるか知りたい!
Amazonの説明欄の記載としては、
Herinoxチェアワン(幅52×奥行53×高さ67cm)にマッチします。
となっています。
とりあえず、実際に私が持っているチェアに装着してみました。
KAMUI「コンパクトチェア」
KAMUI「コンパクトチェア」は3800円で買える、いわゆる「パチノックス(パチモンのヘリノックス)」です。
サイズはほぼヘリノックス「チェアワン」と一緒。
こちらはAmazonの説明欄通り問題なくピッタリ装着できました。
ヘリノックス「グラウンドチェア」
こちらは正真正銘ガチもんのヘリノックス「グラウンドチェア」となっています。
チェアワンのパチモンはいっぱいあるのに、グラウンドチェアのパチモンがないのはなんでだろう??
という疑問はさておき、
こちらも問題なく装着できました。
結構伸びるのでヘリノックス「チェアワン」、「グラウンドチェア」、それらに類似するサイズであれば、ほぼ装着できると思います。
こんな感じのチェアを使ってる場合、さすがに装着できないと思うので下の別タイプを検討してみてください。
こちらは背面幅65㎝までのハイバックチェアに使える、サイズ65×140㎝のモデルになります。
オレゴニアンキャンパー「チェアカバー」は燃えないし、暖かいらしい
なぜ燃えないのか?
「燃えないマイヤー毛布素材」が使われている。
これがこのチェアカバー最大の特徴です。
「燃えないマイヤー毛布素材」ってなんぞ?
って感じなので説明を見ると、
- 発火しても延焼しない
- 黒鉛も発生しない
- 火元から遠ざけると速やかにパイルの溶解が止まる
上記3つの特徴を持つ、炎や熱源がある場所でも安心して使用できる新素材だそうです。
なんか夢のような素材ですね。
これが本当なら”燃えない”というのも納得です。
なぜ暖かいのか?
「高機能なミンクタッチ毛布素材」が使われている
これはもう触っただけでわかります。
フリースというか綿毛布というか、「あ、これは暖かいやつだ」とわかる肌触りのいい素材です。
とてもじゃないけど防炎素材とは思えない触り心地。
そしてここで1つの疑問。
あれ?「燃えないマイヤー毛布素材」じゃなかったのか?
って思いますよね。
私も思います。
マイヤー毛布素材×ミンクタッチ毛布素材
2つの技術をかけあわせてるって事でいいのかな?
実際に最低気温-5℃で使用してみた感想
2020年12月26〜27日に朝霧でキャンプをしたので試してきました。
使用チェアはKAMUI「コンパクトチェア」(ヘリノックス「チェアワン」みたいなの)です。
結果を先に言うと以下の通り!
- 背面の寒さはかなり改善!!
- 火の粉では確かに燃えない(溶ける)
- 気軽に席を立てるようになった!
- 外してビックリ抜け毛がヤバい…。
それぞれ解説していきます。
①背面の寒さはかなり改善!!
座った瞬間暖かい!とはいきませんが、座ってるとじわじわ暖かくていい感じ。
あると無いとではかなり差を感じることができました。
風が出てきた時も背中が寒いことはなかったです。(服装次第ってところもあるので参考までに…。)
②火の粉では確かに燃えない(溶ける)
焚火をしていたら、座ってても防げないところに火の粉が飛びました。
普通だったらチェアに直撃して穴が空いてるところですが…
カバーのおかげで無事ガード!!
カバー表面はちょっと焦げて溶けてますが貫通はしていません。
なるほど。
燃えないというか、
燃え広がらず、溶けて塞がる。
みたいな。
理屈はわかりませんがそんな感じです。
火の粉っていうより“火のついた木くず”レベルが飛んできた時、さすがに穴が開きました。
すぐ払わないでちょっと観察しちゃったのもありますが、完全防炎ではないので注意です!
③気軽に席を立てるようになった!
今までは焚火をしてて席を立つ場合は、
いちいち焚火からチェアを遠ざけたり、
綿の上着を被せておいたり…。
焚火の火の粉を警戒して何かと気を使っていました。
それがなくなるだけでもかなり快適になります。
④外してビックリ抜け毛がヤバい…。
使い終わって外したらビックリ!
めっちゃカバーの毛が付いてる…。
マジかよって調べたら「使用前に一度単体で洗ってください」的なことが説明書に書いてあったみたいです。
これは私のミスですね。
購入したらまず洗いましょう。
オレゴニアンキャンパー「チェアカバー」は冬キャンプの必需品になった
比較的コンパクトな収納サイズで、暖かさとチェアに穴が開くリスクを回避できる。
そんなの使うに決まってますよね。
ちなみ収納袋は付属しないので、私はイスカ「スタッフバッグS」に入れてます。(サイズ:33×19㎝)
最初に話した、
- キャンプチェアの背面が寒い!
- 焚火の火の粉で穴が空きそう!
こんな悩みを抱えている人は試してみてはどうでしょうか。
ではまた〜。