どうも、パル(@CampQuestion0)です。
新しいソロキャンプ用テーブルとして、
『ハーフメッシュテーブル』
を購入し早くも半年が経ちました。
ユニフレーム『焚火テーブル』からの乗り換えでかなりハードルが高かったのですが、今ではバッチリスタメン入りを果たし、お気に入りアイテムとなっています。
今回はそんな『ハーフスチール焚き火テーブル』を実際に使用して感じた魅力、注意点を紹介していきたいと思います。
ちなみに今回紹介するテーブルを出しているのがQUICKCAMPという比較的新しいメーカーさんなのですが、
『アウトドアをより身近に、簡単に』
というコンセプトを掲げ、画期的な商品を続々出している目が離せない私的注目メーカーさんになります。
「ハーフメッシュテーブル」5つの特徴
【特徴1】ヴィンテージデザイン
まずは見た目。
今回私が購入したのが『ハーフメッシュテーブル』のヴィンテージラインというモデルで、その名の通り「ヴィンテージ感」を前面に出したデザインになっています。
特に印象的なのが古材を組み合わせたかのようなウッド調天板。
落ち着いた色合いがキャンプシーンを引き立ててくれます。
随所のリベットも「ヴィンテージ感」に一役買ってていい感じ。
個人的お気に入りポイントが、銘板プレートを打ってあるようなメーカーロゴ。
細かいこだわりが男心をくすぐられます。
【特徴2】半分メッシュ、半分フラット
このテーブル最大の特徴。
ありそうでなかった半分メッシュ、半分フラット。
この目の付け所が素晴らしく、まさに良いとこどりなんです。
メッシュ天板
このメッシュは耐熱スチールで出来ているので、
直火でガンガン熱したフライパンだろうと、
そのまま置くことができます。
熱々の調理器具をそのままポンっと置ける。このストレスフリーを体感するともう戻れません。
そして置いた調理器具から直接食べる事で、余熱で冷めづらく熱々な状態で頂くことが可能。
さらにはお皿に移す必要が無いので洗い物も減るおまけ付きです。
熱が気になる卓上グリル系とも相性バッチリ。
フラット天板
じゃあ全面メッシュでいいじゃん。
そう思うかもしれませんが、メッシュ天板にも欠点があります。
その一例がバーナーの安定性です。
足の形状にもよりますが、ちょっとした衝撃でメッシュにバーナーの足が落ちたら大惨事。(写真はイワタニのジュニアコンパクトバーナー使用)
汁物を調理していたら火傷する可能性が高いです。
さらに言うと、まな板から外れたみじん切り食材が網目から落ちたり、油が飛んで汚れが付着した時掃除がしにくかったり…。
微妙にストレスになる時があります。
そんなわけで半分フラット天板があると、食材カットやバーナー調理はフラット天板。加熱調理した物はそのままメッシュ天板へ。
といった快適な調理環境が整います。
ちなみにフラット天板は耐熱150℃なのでバーナーを使うにも安心。
さらには汚れが落ちやすいメラミン加工がされていて、調理で跳ねた油等を簡単に拭き取れる仕様になっています。
【特徴3】2段階高さ調整
脚部が伸縮可能な造りになっていて、34.5cmと27cm、2段階高さ調整ができます。
34.5cm
脚を伸ばした状態。
焚き火テーブルの天板1枚分低い感じです。
ヘリノックスのチェアワン(の類似品)で使うと丁度いい高さ。
27cm
次に脚を縮めた状態です。
焚火テーブルとの比較を取り忘れました、すみません…。
椅子で使用するには若干少し低く感じます。
私の場合はお座敷スタイルで過ごす時、テントのインナー内に持ち込んで使用する時など、地面に座って使用する場合に縮めて使用しています。
【特徴4】軽量&コンパクト
車とはいえソロキャンプには身軽に行きたいもの。
積み込みの際、重たいと持っていくのが億劫になりがちです。
その点『ハーフスチール焚き火テーブル(ヴィンテージライン)』は約1.4kg。
焚き火テーブルが2.8kgなので、約半分、かなり軽量です。
さらに折りたたみ式なので収納サイズは約40×30×4.5cmと焚火テーブルより一回り以上コンパクト。
QUICKCAMPのロゴが入った専用キャリーバッグも付属します。
2019.5.14 追記
Twitterにて、きこりんさんという方から有益な情報を教えて頂きました!
それが…
折りたたんで収納する際、
・ピコグリル
・風防
・トング類
が収納可能という事!
そこを収納に使う発想はありませんでした。
最近ヒロシチャンネルの影響もあり、ピコグリルユーザーがかなり増えてきている印象なので、参考になる方も多いと思います。
ピッタリ収納されていて気持ちがいいですね。
教えて頂いたのはあくまで一例。
私も自分の道具をいろいろ入れて試したいと思います。
きこりんさん、
有益な情報ありがとうございました!!
注意点
ここからは使用してみて感じた注意点についてご紹介します。
1.やや不安な耐荷重
耐荷重が約5kgとなっています。
この辺に軽量化、コンパクト化(折りたたみ式)の影響が出ていますね。焚き火テーブルの耐荷重が50kgなのを考えるとかなり貧弱です。
10インチのダッチオーブンで約6kgあるので使い方には注意が必要です。
1番気をつけなければ行けないのが立ち上がる際に手をつく事。
体重をかけると危険です。
手をついた時点で若干しなるので気をつけていれば大丈夫だと思いますが、問題は酔っ払ってる時。
すっかり忘れて手をついたり、立ち上がる時にふらついて手をつくと壊れる可能性があります。
2.脚部の付け根
本当に細かなところですが気になるのがこの部分。脚の付け根です。
私は寝る時テーブルをテント外へ出しっぱなしにする事があります。
そこへ雨が降るとこの部分から雨が侵入し、下部へ溜まって錆び等劣化に繋がると思います。
正直そこまで気にしてるわけではありませんが、一応上げさせてもらいました。
まとめ
元をたどれば「焚火テーブルはみんな使ってるから違うのが欲しい!」というへそ曲がりな考えで購入したのですが、なかなか完成度の高いテーブルだと思います。
なんといってもヴィンテージ調のデザインが秀逸。私が使用している炎幕DXとも相性抜群です。
そしてハーフメッシュで機能性もバッチリ。
細かなところまで見ていっても、リベット、ヒンジ、ロック機構、すべて綺麗処理されています。
ソロ用のテーブルを探してる人、少し人と変わった物が使いたい人、オススメします。