こんにちは、パルです。
今回はサーカスTCDXの購入を迷ってる人向け。
- サーカスTCDXの設営って楽なの?
- 実際の設営手順が知りたい!
今回はこんな疑問に答えます。
ワンポールテントは設営が楽って聞きますよね。特にサーカスシリーズは設営のしやすさに定評があります。
先に結論を言っちゃうと、
噂通りめっちゃ簡単に設営できます。マジ神。
今回はサーカスTCDXを1年使用した私が、
なんで設営が簡単にできるのか
ってところを写真多めで解説していこうと思います。
サーカスTCDXの設営方法
①5箇所にペグを打つ
幕(テント)を広げる前にいきなりペグを打っていきます。
「一体どこに打てと?」
って思いますよね。
ここで使用するのが以下の道具。
- 五角形のガイド
- ナイロンテープ
- ペグ5本
- 赤印のペグ1本
すべて付属しています。
テンマクデザインではこれらを「設営用ガイドセット」と呼んでいて、
その名の通りこれらを使う事で、ペグを打つところをガイドしてくれます。
まず設営したい場所の中心となる部分へ五角形のガイドを置きます。
そしたら赤印のペグにナイロンテープのグロメットを通して、五角形の布の真ん中のグロメットを通し地面に刺します。
言葉だと分かりにくいと思うので、写真を参考にしてください。
次に五角形のガイドの角へ合わせた状態でナイロンテープをピンッと引っ張ります。
その状態でナイロンテープ先端のループへペグを通し地面に打ちます。
この作業を合計5回、五角形のガイドの角の数だけ繰り返したらペグ打ち完了です。
ぶっちゃけ取説を読みながらやればとりあえず設営はできると思います。
しかし言われたままやるのと、理解してやるのでは設営のしやすさが段違い。
今回は私なりに図を使って説明してみました。
まず五角形のガイドを設置しましたよね。
この五角形のガイドはサーカスTCDX本体の縮小版みたいな感じになっています。
縮小版でも角の位置は同じですよね。
つまり五角形のガイドでペグを打つ角度が決まります。
次に五角形のガイドの角に合わせ、ナイロンテープを伸ばしペグを打ちました。
このナイロンテープはサーカスTCDX本体のサイズに適した長さになっています。
つまりナイロンテープでペグを打つ距離が決まります。
一回まとめると以下の通り。
- 五角形のガイド→ペグを打つ角度が決まる
- ナイロンテープ→ペグを打つ距離が決まる
後はこれを5回、五角形のガイドの角の数だけ繰り返します。
そうするとサーカスTCDX本体を広げる事なく、適切な場所へのペグ打ちが完了します。
この仕組みが本当によく出来ていて、サーカスシリーズの設営がしやすいと言われる理由だと思います。
これのおかげで大きな幕をズルズルしながら五角形にペグ打ちする必要がなくなるわけですから、めちゃくちゃ設営が楽になります。
②幕を広げてペグに引っ掛ける
ここまで来ちゃえばもう簡単。
幕を広げて5つの角についているナイロンテープを先ほど打ったペグに引っ掛けます。
角についてるナイロンテープはベルト式になっています。
ナイロンテープは最大限伸ばした状態でセットすること!
伸ばしておくことで、後から引っ張ってテンションをかけられるようにしておきます。
このタイミングで幕上部のベンチレーションも開けておきます。
設営しちゃうと高くて手が届かなくなります。
③ポールを立てる
使うポールは5本継ぎの長くて太い方。
もう一本の方は入口の跳ね上げ用です。
ランタンハンガーが付いてる方が上側になるので向きを間違えないようにしましょう。
入口を開けて幕の中心へ行きます。
内側の頂点になるところに黒い当て布があるのでそこへポールを当てます。
そのままポールで突き上げるような形でテント頂点を持ち上げていきます。
ポールがまっすぐになるまでぐいぐいっと。
ポールがまっすぐになったら外に出て入口を閉めておきます。
ここまでくると一気にテント感が出ますね。
④ナイロンテープで張り具合を調整する
この状態だとまだ幕に張りがなく、生地がたるんでいて内側に反っている状態です。
そこで先ほど最大限伸ばした状態でセットしたナイロンテープ部分。
これを引っ張りテンションをかけて調整していきます。
ただ引っ張るだけなので簡単です。
この仕組みもサーカスシリーズの設営がしやすいと言われる理由の1つだと思います。
他のワンポールテントだとこのナイロンテープが無く、ただのループの場合があります。
そうなるといちいちペグを抜いて調整する必要があるので面倒なんですよね。
すべてのナイロンテープを引っ張ると最初の状態より幕に張りが出て、内側に反っていた部分も少し改善されます。
比較すると少し張りが出たのがわかるかな?
⑤張り綱でさらに張り具合を調整する
張り綱も付属しています。
まず二股になっている方をサーカスTCDX本体に結びつけます。
毎回結ぶのは面倒なので、1回結びつけたらつけっぱなしにするのがオススメ。
張り綱の反対側を引っ張りペグを打ち固定。
自在金具で調整してさらに幕へ張りを持たせます。
これを全箇所行うと幕にかなり張りが出て、
「しっかり張れてる感」がでます。
これでサーカスTCDXの設営完了!
⑥必要ならスカートもペグ打ち
風がテント内に入るのを防いでくれるスカート。
その真ん中部分にもペグを打つことができます。
幕を張り過ぎてスカートが浮かんでしまっている時、風が強い時などはペグ打っておくと快適に過ごせます。
結論、サーカスTCDXの設営はめっちゃ楽!!
サーカスTCDXは設営が楽になる工夫がしてあって、噂通りの楽ちんテントです。
何より最高なのが、
ペグを打つ位置を考えなくていい
これに尽きますね。
解説した通りガイドに従えば勝手にペグを打つ位置が決まるわけですから、初心者でも簡単に設営できます。
- ある程度広さのあって
- 設営が簡単にできる
- ワンポールテントが欲しい人
こんな人には『サーカスTCDX』がめちゃめちゃおすすめです。
是非テント選びの参考にしてみてください!
ではまた~