こんにちは!パルです。
今回は1年間使用してきた、グリーンハウス「フードスモーカー」のレビューをしていきます。
グリーンハウス「フードスモーカー」とは、
- 収納の場所をとらない
- 使うチップはちょっとだけ
- 火をほぼ使わない
- 煙の充満なし
- 面倒な片付けなし
という自宅燻製のハードルをめちゃ低くしてくれる、言うなれば“簡易燻製器”のこと。
作れる燻製は熱を与えない冷燻のみですが、買ってよかった満足度の高いアイテムになります!
グリーンハウス「フードスモーカー」のスペック
サイズ | 約6.8×6.8×16.6 (cm) |
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重さ | 約300 (g) |
写真の通り手のひらサイズでコンパクト。
見た目から普通の燻製器と違い、なかなかスタイリッシュです。
重さは電源である単三電池2本を入れた状態で、実測325gでした。
燻製器と言われて想像するこういうのとはまったく別物です。
グリーンハウス「フードスモーカー」が自宅燻製のハードルを低くする5つの理由
冒頭でグリーンハウス「フードスモーカー」は、
- 収納の場所をとらない
- 使うチップはちょっとだけ
- 火をほぼ使わない
- 煙の充満なし
- 面倒な片付けなし
という紹介をしました。
これらは実際に1年間使用して感じた良ポイントなので、理由を詳しく紹介していきます。
①収納の場所を取らない
手のひらサイズなので棚の空いてるスペースにスっと置いて置けます。
これが地味だけどかなり重要で、取り出し、収納が楽だと使用頻度がグッと上がります!
経験上、出して片づけるだけで大変だと段々使わなくなりますからね…。
まずは使うまでのハードルが低いことが重要です。
しっかり清掃しても分解できない部分に燻製の臭いが残るので、使わない時はジップロックに入れてます。
②使うチップはちょっとだけ
1回の燻製で使うチップの量はこれだけ。
1番左の容器1杯分で1回燻製ができます。
取り出すと真ん中くらいの量で、比較に500円玉を置いてみました。
普通の燻製と比べて少量のチップで済むので頻繁に使っても経済的です。
後で片づけないといけないチップも少なくなるので、その点もありがたいところですね。
➂火をほぼ使わない
あくまで”ほぼ”。ちょっと使います。
普通チップを使った燻製の場合、熱源を用意してチップを燻し続ける必要があります。
しかし「フードスモーカー」は使う時にチップへ着火するだけ。
着火した後は煙をフードスモーカーが吸う形で動作するので、火が上がる事もなく家の中でも比較的安心して使えます。
④煙の充満なし
煙は袋にピンポイント噴射、しかも煙を発生させるのは数秒だけ。
詳しい使い方は次項で紹介しますが、家の中で使う必須事項である“煙の充満がない”という条件をしっかりクリアしています。
部屋中煙だらけは勘弁だし、煙式の火災報知器が動作する可能性もありますからね…。
⑤面倒な片付けなし
このチップを入れる部分を洗えば清掃は完了です。
あとは乾かして仕舞うだけ。
段々タールによる目詰まりが発生してますが、今のところ問題はありません。
逆を返す本体内部などは洗えないので、ここは意見は分かれる部分ですね。
わたし的にはこの手入れで1年使ってこれたし、もし今後故障したら買い替える消耗品と位置付けています。
グリーンハウス「フードスモーカー」の使い方
今回はわたしの大好きなスモークサーモンを作っていきます。
普通の燻製器だと熱が伝わってしまい作るのが難しいイメージがありますが、フードスモーカーだと簡単にできます。
①容器を準備して食材を入れる
- タッパー
- ボウル
- ジップロック
まずは容器を準備。
なんでも大丈夫ですがラップがくっつきやすい素材を選びましょう。
食材が入るなら私のオススメはジップロック!
煙を密封しやすく、燻製の臭いが付いても気軽に処分できます。
食材を入れる時、できるだけジップロック内部に当たらないようにすると煙の当たる面積が増え燻製の香りUP!
わたしは網で下側をほんの少し浮かせ、上側を網の足で浮かせてます。
100均で買った適当な網を曲げて加工するのが簡単かな?
②チューブを接続してできるだけ密封する
チューブをフードスモーカーに装着し、反対側をジップロックに差し込みます。
煙が漏れないようにできる限り密封するのがポイント!
ここを適当にやると部屋が煙だらけになるので注意です。
チューブのきわっきわまでしっかりチャックを閉めましょう。
➂チップをフードスモーカー上部に入れる
使いたいチップを選び容器に入れて、フードスモーカー上部にセットします。
おすすめは定番の桜チップ。なんだかんだこればっか使ってます。
食材ごとに合うチップを選ぶのも楽しさの1つ…!!!
というのはわかってるんですが、桜が最強ですね。はい。
④電源を入れチップに着火
電源はここ。
押すと内部のプロペラが回転し、チップ部分から煙を吸う準備が整います。
電源を入れた状態で着火!
そうすると勢いよくチューブから煙の噴射が開始されます。
フードスモーカー動作中は、チューブ部分を指で押さえるとより煙の流出を防げます。
ちなみにどれくらい勢いよく煙が噴射せれるかというと、これくらい。
誤ってジップロックからチューブを抜くと大惨事になるので注意です。
慣れてないうちは念のため、ベランダとか換気扇の下でやった方がいいかも。
⑤煙が満ちたら電源を止め密封する
煙が満ちたら電源を止め、チューブを抜き、ジップロックを閉じます。
絶対にチューブを抜く前に電源を止めてください。
さっきも書いた通り煙の勢いが凄いので、ジップロックを閉める一瞬とはいえ、電源を入れたままチューブを抜くと大惨事になります。
⑥燻香が定着する待って完成!
10分~15分くらい待てば香りが定着します。
あくまで香り付け程度の燻製なので色の変化はほぼありません。
お好みで胡椒を少し振ればお手軽スモークサーモンの完成!
グリーンハウス「フードスモーカー」を使ったおすすめ燻製2つ
1番のおすすめはスモークサーモンですが、あと2つ、おすすめしたいお手軽燻製があるので紹介します!
1.スコーン(チーズ味)
まずはスコーンのチーズ味。
チーズが燻製の定番なので合わないはずがありません。
普通のスナック菓子から、おつまみへとランクアップします。
さらに燻製したスコーンをソフトサラミで巻いたりすると幸せになれます。
スナック菓子系は燻製の香りが付きやすく、色々試すとあたりが見つかるので楽しいですよ!
2.醤油
これは料理研究家のシュウジさんがやってて真似したら旨かったやつ。
玉子かけご飯との相性が抜群!
調味料系で言うと胡椒の燻製もおすすめで、それを玉子かけご飯にかけると燻製の香り倍増です。
最近だと燻製マヨネーズとか燻製ブラックペッパーとか、調味料系の燻製は市販もされてますよね。
【まとめ】グリーンハウス「フードスモーカー」は燻製”風味”を手軽に楽しめる!
実際にグリーンハウス「フードスモーカー」を1年使って思うことは、
燻製”風味”を手軽に楽しめるようになった
ということ。
紹介したスモークサーモンやスナック菓子などの定番はもちろん、
これ、燻製したら旨いんじゃね???
って好奇心をすぐに試せる楽しさがあります。
しかしあくまで”風味”程度。
ガチの燻製の旨さには到底かないません。
特にチーズとかはちゃんとした燻製の方が圧倒的に美味しいです。
その辺を分かったうえで、
自宅でお手軽に、ちょっとした香りづけとして燻製を楽しみたい
って人には、グリーンハウス「フードスモーカー」おすすめです。
ではまた~